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2009年5月17日 (日)

【時習26回3-7の会 0238】~「時習26回卒業35周年記念旅行《続報》」「【2637の会】《クラス会》『青春のうた Part4《続報》』」「文藝春秋2009年6月号〔塩野七生『地震国日本ができること』から〕&〔枕頭の歴史書「人物の対話」から『佐々淳行~プルターク英雄伝』「齋藤茂太著『「あなただけは特別な人」と思われる人の共通点』&同著『「なぜか人に思われる人」の習慣』」

■【2637の会】membersの皆さん、如何お過ごしです? 五月ももう半ばを過ぎようとしています。 今週21日は二十四節気でいう『小満』。 時の移ろいは速く、そして淡々と過ぎ去って行きます。
 さて、今日も【2637の会 0238】号をお届けします。 

■今日は、まず掲題にある様に「時習26回卒業35周年記念旅行~《続報》」の件からお伝えします。名古屋の幹事の皆さんからの情報では、5月13日現在で、74名の参加表明まで漕ぎ付けたそうです。 我等【2637の会】membersの皆さんは、先週より1名増え5名になりました。
 前《会報》を配信した翌日、金子T久君からmailが届きました。『時習26回卒業35周年記念旅行』は参加したかったそうですが、丁度、海外出張と重なって出席できないそうです。残念ですね。 でも、我々には8月15日に【2637の会】《クラス会》があります。
 金子君からは《クラス会》の件について、〔 いつもどおり楽しみにしています。 〕という嬉しいyellを頂戴しました。事実上の参加表明第一号と理解したいと思います。 金子君へ、《クラス会》での再会を楽しみにしています。(^o^)/ 

■更に、「【2637の会】《クラス会》『青春のうた Part4』」のリクエストの件につきましては、金子君からmailを頂いた翌日、J司君から request-mail が届きました。〔 曲数など考えずに無作為に選びました。/よろしくお願いします。 〕 と mai l にありました。リクエスト曲数は13曲。 J司君、どうもありがとう。 【2637の会】membersの皆さんからのrequestを心待ちにしています。 今回は、青春時代によく聞いた歌謡曲や、夏木陽介、竜雷太等が主演した青春ドラマシリーズ『青春とはなんだ』『これが青春だ』『でっかい青春』のテーマソングも候補曲に入れました。是非、request して下さい。皆さんからの request-mail を心よりお待ちしています。m(_ _)m

■さて、今日は、10日に発売された文藝春秋2009年6月号を見ましたら〔塩野七生『地震国日本ができること』から〕&〔枕頭の歴史書「人物の対話」から『佐々淳行~プルターク英雄伝』『古井由吉~タキトゥス「年代記」からティベリウス帝』〕」と、歴史好き、世界史、特に「ローマ帝国」が好きな小生には興味の尽きない記事が載っていましたので、その中から今日は『佐々淳行~プルターク英雄伝』をご紹介させて頂きます。 まずその前に、「塩野七生『地震国日本ができること』から」をご紹介します。 

【日本人へ・七十三 地震国・日本ができること】~塩野七生
 中川問題で地に堕ちた感のあった日本の評判が、イタリアでは今、二つのことを契機にV字回復している。
 第一は、ローマで開催中の広重の展覧会。(中略)
 第二は、四月六日の午前三時半に、中部イタリアのアブルッツォ州を襲った地震である。日本に似てイタリアも地震帯の上にのっている国だが、その州都、日本ならば県庁所在地にあたるラクィラを中心にした周辺一帯が、マグニチュード6の地震によって壊滅状態になったのだ。
 (中略)石を積み上げた造り(中略)の建物は、地震が起きると上からぐしゃっとと潰れる。中性の石造建造物が多いイタリアでは、地震が起きても火事にはならない(中略)。但し上から垂直に潰れて来るから、逃げ遅れ様ものなら命はない。
 それで、山岳地帯のため人口密度の低いアブルッツォ州だというのに、三百人を超える死者が出てしまったのである。ここでイタリア中から声が挙がったのだった。
 先進国の中ではイタリア同様に地震大国の日本では、この程度の地震では、死者は出ないというではないか、と。これにイタリアのその分野の専門家達が、ここぞとばかりに答えたのだった。
「日本人は、耐震技術の向上とその普及に熱心に取り組んでいるのです」
 それ以来だ、日本に学ぼう。という声がわきあがったのは。連日テレビや新聞で、日本の地震対策が賞賛され始め、それは地震から二週間が過ぎようとしている今(4月18日記)でも続いている。
 ここへ来て私も意を決したのだった。地震の二日後、在イタリア大使館に電話し、広報担当官に聞いたのだ。客人としてイタリアに滞在している日本人もこの不幸に何かしなければと思いますが、日本側は、何をなさるおつもりですか、と。
 (中略)そして翌朝、大使から電話があり、その午後には早くも、私が大使館に出向いたのである。
 (【小生注】 そして、塩野氏は、大使と話し合い、①在伊の日本法人と個人への募金の呼びかけ、②日本の耐震技術の粋をつくした建造物を建てて贈る、ことが決まった。)
 大使が私に教えてくれた今日(4月18日)現在までの進行状態は次の通りである。
 これまでに集まった見舞金の総額は15万7千ユーロ(約21百万円)。
 首相の外交顧問との会談では、見舞金に加えて次のことも伝えたという。
 一、地震国日本としてイタリアに、全面的助言なり協力なりを行なう用意があること。
 二、崩壊した公的施設の再建への協力も、現在検討中であること。
 一・二共に相手側は、謝意と共に今後の緊密な連絡を約束したという。また、経団連とも連絡をとりつつあるということだ。
「顔が見える外交」が我々日本人の望みなれば、我々自らが顔を見せる様努めねばならない。それも、あちらがトクするすると同時にこちらもトクする形で。

【小生comment】
 外交交渉が上手いとは言えない日本も、塩野さんの後押しもありイタリアで評価が高まりそう。いいことですね。世界の中で、経済規模に比して存在感の薄い日本。こういう非常時下に、被災国から喜んで貰えることを実行することで点数を稼ぐことは決して悪いことではない。今後の日本のイタリアでの貢献に強く期待したい。

■続いては、〔 枕頭の歴史書「人物の対話」から『佐々淳行~プルターク英雄』 〕からご紹介します。
 小生も、プルターク英雄伝は、小学校4年生の時、親父からプレゼントされ、テミストクレス、ペリクレス、アレクサンドロス〔以上、ギリシア〕、ユリウス・カエサル、(ティベリウス&ガイウス)グラックス兄弟〔以上、ローマ〕等を読み、感動した記憶がある。

【沢田謙『プルターク英雄伝』】
 私の「枕に置きたい一冊の本」は『プルターク英雄伝』である。それも筑摩書房刊『世界文学大系』にある本式の『プルタルコス英雄伝』ではなくて、昭和十一年九月五日初版の、大日本雄弁会講談社刊、沢田謙著、定価一円五十銭の、所謂「少年講談本」である。それは、言わば時の青少年教育用のギリシャ、ローマ英雄偉人列伝のダイジェスト版で、難解な原著よりも遥かに読み易く、かつ面白い。
 感受性豊かな少年達に大志を抱かせ、英雄崇拝を植えつける歴史物語で、読み進めば居乍らにして、アレキサンダー、シーザー、哲人プラトン、賢者シセロ達と空想の世界で遭うことが出来る。著者が日本の青少年向きに編集したところもあり、原著にはない章立てもある。著者のまえがきによれば「ナポレオンが少年時代、一番愛読したのは『プルターク英雄伝』で、人に馬鹿にされたり、ガッカリした時は、これを読んで心を慰め、気分を奮い立たせた」という。また、ナポレオンがこの本を『決断』の見取り稽古の教科書にしていたとの逸話もあり、シーザーがルビコン河を前に悩むところで本を閉じ、「私ならどうするだろう」と考え、さらに本を開いて読み進んだともいう。(中略)
 私(佐々氏)が『プルターク英雄伝』にのめり込んだのは、十三歳の時だ。爾来この本は、私の書斎のすぐ手が届くところにあって、青、壮年期から老年期と長ずるにつれ、読み返してみると、その都度味わいある私の貴重な蔵書の一冊である。スパルタ教育に明け暮れた軍国少年の頃、私が憧れた英雄は、テルモピレーの戦で名高いスパルタの優勝レオニダスだった。神風特攻隊のパイロット達を神と崇めていた時代のことである。昔から私は、楠正成、真田幸村といった悲劇の武将が好きで徳川家康が嫌いだったから、このスパルタの名将が好きになった。(中略)
 ペルシャ王クセルクセスは、亡父ダリウス大王の遺恨を晴らすべく、大軍を率いて再びギリシャを攻めるのだが、この大軍を、一方は断崖絶壁、一方は海というテルモピレーの天険で、一騎当千のスパルタ兵三百名で阻んだのが名将レオニダスだった。スパルタ人は、決死の戦いの前には髪の毛を梳(くしけず)る習慣があったという。玉砕覚悟で髪を梳る三百のスパルタ兵の気概は、神風特攻隊にも似て、私達軍国少年の心をうつものがあった。
〔01〕ダヴィッド『テルモピレーの戦』
Photo

(以下略)

【小生comment】
 流石は少年時代を戦時下で過ごしただけあって読むものが違う。とは言え、戦後20年経ち平和になった昭和40年に読んだ『プルターク英雄伝』は小生の様に軟弱な少年(笑)でも心躍る魅力満載の伝記書であった。「レオニダス」と言えば「テルモピレー(テルモピュライ)の戦い(B.C.480年8月)」→「第二次ペルシア戦争」→「第一次ペルシア戦争」→「ダリウス大王(ダレイオス1世)」「マラトンの戦い(B.C.490年)」「サラミスの海戦(同年)」→「テミストクレス」「陶片追放」・・、と連想が果てしなく続く。

【後記】
 5月13日の中日新聞朝刊に次の記事が載っていた。
 「ダイハツ工業と日野自動車を含むgroup全体の2009年のトヨタ自動車の自動車世界販売台数が2008年実績(924万台)比で約三割減668万台と計画していることがわかった、と発表があった。 この水準は2003年(683万台)とほぼ同じ水準。 因みに、過去最高はGMを抜き生産台数世界一になった2007年の950万台。」
 愛知県は、トヨタ自動車のお膝元なので、「同社が前期に続き今期も赤字決算の見通し」ということは、県や関連市町村に与える影響は甚大である。そして、同社や同社groupと直接・間接に取引ある中小零細企業に与える影響も・・。
 こういう経営環境の下では、どうしても気分が滅入ってしまう。だから、こういう時こそ明るい気分になる様に工夫が必要となる。
 ということで、「明るい気分になる」ための処方箋として、今日のお別れに、先日ご紹介した齋藤茂太著『「あなただけは特別な人」と思われる人の共通点』と、同じく齋藤茂太著『「なぜか人に思われる人」の習慣』(いずれもぶんか社文庫)から二つご紹介したいと思います。

【齋藤茂太著『「なぜか人に思われる人」の習慣』~〔 20.まず体力を鍛えよう、体力が気力を支える 〕】
 (前略)例えば水泳やランニングをすることで、心肺機能を高める。全身に酸素のめぐりが良くなれば、体の調子だけでなく、頭の働きも良くなり、物事を進め易くなる。
 腕力などの、見て直ぐわかる筋力がアップすれば、男性の場合は相手に対し、精神的に優位に立てるだろう。
 足腰の筋肉や持久力がつけば、それまでは直ぐに疲れて嫌になったことが、苦もなくできる様にもなる。
 体力的に落ちているために、面倒になったり、直ぐに止めたくなったりしたものが続けられる様になれば、それまで見えなかった世界が見えてくる。それがきっかけとなり、評価されなかった「今いち」の世界から、抜け出せる可能性も高くなる。
 前向き人間達を見ていると、意識的か無意識かは別として、生活の何処かで体力の維持となる何かをしている。彼等の体力が、気力を支えている様に見える。
 勿論体力だけの問題ではないけれども、気力アップは体力アップによって容易になることは確かなことだと思うのだ。

【齋藤茂太著『「あなただけは特別な人」と思われる人の共通点』~〔 32.いとおしい人の笑顔ががんばるエネルギーになる 〕】

 (前略)確かに、仕事のライバルの顔、職場の上司の顔、会社の社長の顔よりも、「愛する人の笑顔」のほうが、私達の心を力づけてくれることは間違いない。
「あの人のことを考えると、不思議と力が漲って来る」・・・・・そういう相手は、間違いなく、あなたの「特別な人」である。私達は、一人で生きていけない。「あの人のために」という人が身近にいてこそ、力強く生きていける。その人と過ごす「無邪気な時間」があるからこそ、また、頑張れる。また、その人は私達を「危機」から救ってくれもするし、人生に充実を感じさせてもくれる。だから、、いま「立っていられる」のだ。

では、また・・。

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