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2009年11月15日 (日)

【時習26回3-7の会 0264】~「11月13日:『原田君との再会 in Tokyo-Yaesu』」「11月16日:『リヒャルト・ニコラウス・栄次郎・クーデンホーフ=カレルギーの誕生日』から」

■今泉悟です。 皆さん如何お過ごしですか。 さぁ、今日も【2637の会】会報【0264】号をお送りします。
 今日は、まず先週末11月13日の出来事からご報告します。

 その日は、小生、仕事で終日上京。その後、18時まで90分の時間が空いたので、上野にある[1]国立西洋美術館にて開催中の『古代ローマ帝国の遺産』展、同じく上野にある[2]東京都美術館にて開催中の『冷泉家〔王朝の和歌守(うたもり)〕』展、八重洲にある[3]ブリヂストン美術館にて開催中の『安井曾太郎の肖像画』展、の3つの展覧会を矢継ぎ早に見て来ました。
 これ等の模様は、来週以降にご報告致したいと思います。(笑)
091113

 実は今日は、これ等展覧会を見た後、18時00分から21時10分までの3時間余り、掲題・副題にある通り、【2637の会】memberの原田M史君と8月のクラス会以来の再会を果たし、大変楽しいひとときを過ごしましたので、その報告をします。
 彼は、外国特許に関する expert として活躍されており、毎月「外国特許トピックス」を執筆されている。先月で丸五年が経過したとのこと。毎月 theme の選定に腐心されているとのことですが、5年間も欠かさず執筆続けられているとは流石ですね。
 もし、外国特許関係で知りたいことがありましたら、原田君にお尋ね下さい。
 ご参考までに、原田君が執筆されている「外国特許トピックス」は以下のURLをご覧下さい。

           ↓↓↓
 http://www.shigapatent.com/jp/office/index.html

 因みに、2009年10月号の「外国特許トピックス」の theme は、「1.タイ PCT(特許協力条約)への加入決定」他です。
 尚、当該 report には pass word がかかっていますのでご覧になりたい方は、小生か原田君に直接お問い合わせ下さい。
 それから話題は変わりますが、原田君は極めて健康的な食生活を送ってられることをご報告します。いろいろ話聞いた中でも「黄粉の効用」は大変参考になりました。また、魚料理が得意で自身で料理される由。小生、スパゲッティと味噌汁くらいはつくりますが、魚料理は最近全くつくったことがありません。原田君を見習って今度やってみようかな、と思った次第です。(笑)
 楽しいひとときの3時間はあっという間に過ぎ去り、またの再会を約束して別れました。


■さて続いての話題。先日、鹿島建設の広報誌『鹿島200910』を読む機会があり、またも寺島実郎氏〔添付写真ご参照〕が執筆された essay に眼がとまった。そこで、その冒頭を引用する・・
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 パッチワークのように細かく複雑に彩られたヨーロッパの地図を見ていると、私はクーデンホーフ=カレルギー(【小生注】1894.11.16 - 1972.07.27)の名を思い浮かべる。私が新聞の記事で彼の存在を知ったのは、札幌の高校一年生の頃。もう46年も前のことである。「ヨーロッパ統合」を提唱し、地域統合が平和に繋がるという見方が実に新鮮だったのを覚えている。
 当時、クーデンホーフの著作の多くは、鹿島出版会から出されており、厚顔にも私は、鹿島出版会を主催する鹿島守之助氏に、高額な本には手が出ないので「お古でもよいから送って欲しい」という手紙を書いた。驚いたことに、何週間か経って、私の元に『パン・ヨーロッパ』『ヨーロッパ国民』『実践的理想主義』等、クーデンホーフ著作の本が詰まった箱が送られてきた。
 これらの本から私は、20世紀に2度の戦禍に見舞われた欧州に粘り強く地域統合を進めようという考えが存在すること、その主唱者クーデンホーフはかつて欧州を広域支配したハプスブルク帝国の伯爵家の血筋であること、彼の母が青山光子という日本女性だったことなど、興味深い事実を知った。〔以下略〕


■実は小生、かつて昭和48年〔~というから、まさに我等【2637の会】が【3年7組】の現役時代~〕吉永小百合がナレーターと青山光子役に扮して放映されたNHKのドキュメンタリー・ドラマ『国境のない伝記』を見た記憶があり、シュミット村木眞寿美氏の遍訳「クーデンホーフ光子の手記」と同氏著「ミツコと七人の子供たち」を読んだことがある。そこで、今日は「ミツコと七人の子供たち」の中から「プロローグ」の一部をご紹介します。ご覧下さい。

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 光子をテーマにしたものは、これまでにも多くの本が出版され、テレビ番組でや演劇にもなった。吉永小百合や吉行和子や大地真央らが演じたことで知られているかもしれない。数年前テレビ番組の再放送があり、遺品展が行なわれた。
 なぜ、こんなにも「ミツコ」が話題になり続けるのだろうか。その第一点は、一種の「シンデレラ物語」としてであろう。明治初期に東京の庶民の家に生まれた青山みつが、オーストリア・ハンガリー(【小生注】帝国)の外交官ハインリッヒ・クーデンホーフ=カレルギー伯爵に見初められ、日本人初の「伯爵夫人」としてヨーロッパに渡り、ハプスブルク帝国末期のウィーン社交界で「黒い瞳の貴婦人」として活躍したという出世物語である。それはさらに、「かの有名な香水の名前までなった」という伝説さえ呼ぶ。
 第二点は、彼女の次男リヒャルトが欧州統一の礎となった「パン・ヨーロッパ運動」を提唱・推進したことによる。リヒャルトの母である光子は、やがて「パン・ヨーロッパの母」と呼ばれるようになり、夫の死後、幼い七人の子供を夫々立派に育て上げた母親として語り継がれることとなる。
 しかし、こうした今迄の「光子像」は、出版物の多い次男リヒャルトの情報をもとに、時代の風潮に合わせて脚色が加えられてきたもののようだ。私(【注】シュミット村木眞寿美)は光子自身の手記のほか、他の子供たちが伝える母の情報をも加え、光子の実像に近づいてみたいと思った。
 本当の光子はどこにいるのだろう。私は、忘れられた人たち――第二次世界大戦後にボヘミアの故郷を追われたドイツ系住民を探し、光子終焉の地メードリンクで思い出を聞き、ハインリッヒの忠実な従僕バービックの曾々孫さんにプラハで会い、光子の姪菅原京子さんを湯河原に訪ねた。これから描こうとするものは、そうした旅の十年が輪郭を作ってくれた私の「ミツコと七人の子供たち」である。

【小生comment】
 シュミット・村木眞寿美氏が、取材を元に読者に紹介した光子は、「クーデンホーフ光子の手記」で自らが語った夫ハインリッヒから受け続けた愛も七人の子宝に生まれたが13年間で終焉。彼女は31歳で未亡人となった。
 その後の彼女は、幸福な一生を過ごしたとはどうも言い難い。彼女は渡欧後一度も故郷日本に帰らず一生を終えた。そして、七人の子宝に恵まれた筈の彼女だが、彼女は、日本で生まれた光太郎と栄次郎という日本名を持つ二人の息子〔=長男ハンスと次男リヒャルト〕しか愛さなかったという。未亡人となった光子は夫から相続した財産を全部処分しウィーンに移住。爾来、次女オルガが自らの一生を犠牲にして献身的に母光子に尽くす。光子の最期を見届けたのもこのオルガである。彼女は母に尽くすことにより、自分は生涯独身を貫き、最後はドイツで貧しく孤独な76年の生涯を終えた。吉永小百合が光子に扮して放映されたドキュメント・ドラマの3年後のことという。
 光子は年を経る毎に頑固になって行った。これは、異郷における異邦人としてみられた孤独の所産であろう。本来、光子に残された数少ない精神的支えになる筈であった子供たちも光子と精神的隔たりを感じ次第に離れていって戻って来なかった。
 「人間の一生とはいったいなんだろう」「何が幸せで何が不幸?」
 シュミット村木眞寿美氏の著作と遍訳を再読し、光子クーデンホーフ=カレルギーの一生を考えてみたが、「わからない」というのが現状における小生の暫定的な答えだ。
 今日は、《会報》の編集時間がなく、消化不良のご紹介になってしまいました。ご容赦を・・。(汗)
 では、また・・。

(了)

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