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2010年7月の5件の記事

2010年7月31日 (土)

【時習26回3-7の会 0301】~「★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕★『出欠』状況〔07月31日現在〕」「07月02日:損保ジャパン東郷青児美術館『Maurice Utrillo』展」「07月24日:滝川元雄先生の土曜講座第16回『明治維新後の東三河』から」「07月24日:『大谷康子&大谷康子String Orchestra~Vovaldi Concert』を聴いて」

■今泉悟です。皆さん、如何お過ごしですか。さぁ、今日も【2637の会】《会報》【0301】号をお送りします。

■さて今日最初の話題は、掲題・副題にあります様に〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕の出欠表明状況です。
 今週初07月24日(土)以降、本日31日(土)15時30分迄に《クラス会》「出欠」のお返事を下さった皆さんは、渡辺さんお一人からでした。
 渡辺さんは e-mail で「出席」のお返事を頂戴しました。
 これで「出席」表明者は09名となりました。


 1.「出席」09名〔鈴木鉄三先生、千賀君、林恭子さん、彦坂君、菰田君、井上君、石田(義)君、渡辺さん、今泉〕
 2.「欠席」13名〔下浦(原田)さん、山中(高木)さん、夏目君、伊東君、山田君、金子君、二橋君、犬飼(石田)さん、伊庭さん、太田君、中村君、守田君、横田君〕
 3.「ギリギリまでわからない」 0名
 ※ 以上、3項目いずれも mail 到着順

 渡辺さんからの mail を以下にご紹介させて頂きます。

〔渡辺さんからの mail です〕
 毎日暑い日が続いてますね。
 今年は母の初盆ですので帰省することは決まっていたのですが、主人の仕事がらみでお盆の何時行くかがはっきりせず、返事が遅くなって申し訳ございませんませんでした。
 子どもたちも結婚、就職で家を出て行きましたので、今は愛犬と3人?暮らしです。
 目下の楽しみは孫たちと遊ぶこと。可愛いものですよ。
 では久しぶりに皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

渡辺さんへ
 「出席」表明有難うございます。3年ぶりの《クラス会》出席ですね。
 楽しいひとときを過ごしましょう。

 さて、一昨日 mail させて頂きました様に、09月11日(土)17時半から、「時習26回卒業40周年記念旅行に向けた有志の集い〔第2回〕」をトライアゲインにて開催予定ですので、ご都合のつく皆さん、是非こちらの方へも参加頂ければ幸甚です。

 皆さんからの朗報を心よりお待ちしています。
 念の為《クラス会》の〔ご案内〕を掲載し続けます。

 ★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》のご案内〕★

1.開催日時 : 【一次会】2010年08月14日(土) 18時00分~20時00分
       【二次会】2010年08月14日(土) 20時00分~
2.開催場所 : 【一次会】「歩亜麗〔ポアレ〕」住所:豊橋市大橋通1-95-1
       〔羽子吾寿司の南隣り〕℡ 0532-52-2045
       【二次会】「トライアゲイン」
       住所:豊橋市駅前大通2-33-1開発ビル地下1階 ℡ 0532-55-0255
3.予  算 : 【一次会】4,000円+【二次会】1,000円+雑費500円=計5,500円

■さて続いての話題は、掲題・副題にあります様に、【0297】号の《会報》にてご紹介させて頂いた07月02日に訪問した4つの「絵画」展の中から、最後4つ目に訪れた、西新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館にて07月04日まで開催
中であった『Maurice Utrillo (1883.12.26-1955.11.05)〔添付写真[01]ご参照〕』展についてご紹介させて頂きます。
[01]Maurice Utrillo(向かって右側)
01


 小生、昔から Maurice Utrillo の作品が大好きで、以前から是非見たかった展覧会であった。Utrillo の作品だけで90点余り。全て今回本邦初公開の作品ということで大いに期待していた。
 そして、展覧会場に入り作品を見た瞬間、Utrillo の絵尽くしに感動した。
 ところが、どうした心境の変化だろう。絵を見始めて数十点の作品を見た辺りから、無性に何か食傷感が湧いて来たのである。
 同じ様な作品ばかり見ていると、大好きな Utrillo の作品でも夫々に巧拙の差があることが小生の目でも確りと分かって来る。 Utrillo の作品として期待値に達しない低い level の作品が幾つもあると言うことが‥。
 彼は10代の若い時から Alcohol 依存症に悩んでいた。しかし、その頃の作品が「白の時代」として評価が高く、見ていても確かに佳品が多い。そしてそれ等の作品群からは、彼の作品の特徴である「詩情と静謐さ」が確り滲み出ていて見る者を魅了する。ところが、彼の晩年となる第二次世界大戦後の作品は、どうも技量が落ちたとしか思えない、魅力に乏しい作品が目立つ様になる。
 今日は、全90余点の中から、12点をご紹介します。そのうち、容量の関係から、本 mail では4点添付します。残り〔★印〕は blog をご覧下さい。

[02]『エリゼ・デ・ボザール小路、モンマルトル』1916年
021916

––––––––––––––––––––––––[03]『モン=スニ通り、ミミ=パンソンの家、モンマルトル』1917年頃
031917

[04]『カルボネルの家、トゥルネル河岸』1920年頃
041920

––––––––––––––––––––––––[05]『コブラン路地、パリ』1921年
051921

[06]『城壁』1922年
061922

––––––––––––––––––––––––[07]『ムーラン・ド・ラ・ギャレット、モンマルトル』1922年頃
081922

[08]『ブルイユの十字架、アンリ4世の狩りの待ち合わせ場所、ベッスィーヌ・スュル・ガルタンプ』1923年
0941923

––––––––––––––––––––––––[09]『オルシャン通り、モンマルトル』1925年
101925

[10]『古い田舎風のホテルレストラン、ペルージュ』1928年
131928

––––––––––––––––––––––––[11]『ベル・ガブリエルの酒場と雪のサン=ヴァンサン通り、モンマルトル』1946年頃
141946

[12]『サン=リュスティック通り、モンマルトル』1948年頃
121948

––––––––––––––––––––––––[13]『モンマルトルのパリ祭』1948年頃
161948


【小生comment】
 Utrillo の絵は、一度に数十点の絵を見ると食傷気味となるが、彼の絵の良さ、逆説的ではあるが、1~2点見ただけでは解らないと思います。ですから、是非 blog に掲載した作品群もご覧下さい。きっと共感が持って頂けると思います。
 それから、この展覧会は、地元豊橋の豊橋美術博物館でも、今秋10月22日から12月05日まで開催予定です。是非一度足をお運び下さい。Utrillo 作品の醍醐味を堪能できます。

【豊橋市美術博物館】
『‥ パリを愛した孤独の画家 ‥ モーリス・ユトリロ展』 10/22(金)~12/5(日)

■さて次の話題は、07月24日の午前中、《会報》2010年05月29日付【0292】号にてご紹介させて頂いた滝川元雄先生の土曜講座、今回はその「第16回『明治維新後の東三河』」についてご紹介させて頂きます。

【江戸幕府崩壊後の経過】
1867(慶応03)年10月14日 徳川慶喜、大政奉還の上表提出
        12月09日 王政復古の大号令~三職の設置〔総裁・議定・参与〕
1868(慶応04)年01月 鳥羽・伏見の戦い~戊辰戦争
          03月 五箇条の誓文・五榜の掲示
          07月 江戸を東京と凱昭
          09月 明治と改元
1869(明治02)年01月 薩長土肥四藩主、版籍奉還
          03月 東京遷都
          05月 五稜郭降伏
1871(明治04)年07月 廃藩置県〔3府302県→3府72県→(明治21年)3府43県〕

【江戸幕府崩壊後の三河】
1868(慶応04)年 吉田(=現・豊橋)に三河裁判所〔【注】裁判所=役所のこと〕設置
          06月09日 廃止
         三河県が、役所が吉田から宝飯郡赤坂へ移され設置
1869(明治02)年06月24日 三河県が廃止され、1868(明治元)年に設置された伊奈県
         (現・飯田市)に併合、足助に支庁を設置
1871(明治04)年 伊奈県も廃止、一部地域は静岡藩に編入され、
        宝飯郡赤坂に静岡藩役所を設置
  廃藩置県により伊奈県の廃止、これにより、額田県が新設され、
        役所は岡崎城内県庁を開いた
1872(明治05)年 太政官布告により額田県が廃止され、愛知県に合併される。
1863(明治06)年 愛知県の出張所である豊橋支庁が札木町に設置
* 
【小生comment】
 東三河は、慶応03年からの数年で、藩→県、その帰属先が目まぐるしく変わった。
戦乱が伴う体制移行期というのは、新制度が確立するまで変動が極めて激しいことが確認できた。
 さて、明治維新から150年近く経った、1955年体制が崩壊した平成の現代は、本格的な体制の変貌期と成り得るであろうか? 変革を期待しているのだが‥。

■続いての話題は、同じく07月24日の夜、名古屋栄にある宗次ホールにて開催された『第3回 文化と商業の街 名古屋とヴェネツィアの栄華 Vivaldi の「四季」』と銘打った大谷康子(violin solo)&大谷康子String Orchestra の演奏会に行って来ました。

[14]『第3回 文化と商業の街 名古屋とヴェネツィアの栄華 Vivaldi の「四季」』の leaflet
Concert20100724

 因みに宗次ホールは、2007年3月に開館したclassic音楽専門の concert hall で Curry Shop, CoCo壱番屋の創業者宗次徳二氏が私財を投じ建設。作曲家三枝成彰氏監修。
 ところが小生、恥ずかし乍ら、訪れたのは今日が初めてである。

 名古屋は、その日も軽く35度Cを超えた猛暑。
 そんな中、Vivaldi の Zyklus で、協奏曲集「調和の霊感」作品3より、
〔1〕第08番「二つの violin のための協奏曲」イ短調 RV.522
〔2〕第10番「二つの violin のための協奏曲」ロ短調 RV.580
 協奏曲集「和声と創意の試み」作品8より、
〔3〕「四季」 以上3曲が演奏された。

【小生comment】
 小生、この大谷康子氏の concert は大学の同窓同期で銀行時代の同期でもあった親しい友、山田M彦君からの紹介。彼と大谷氏が、附中時代の同期なのである。
 上記3曲を聴いたが、いずれも Strings の響きが耳に心地よく聞こえ、一服の清涼剤を飲んだ様な清々しい気分にさせてくれた concert であった。
 因みに、大谷康子氏は、1981年から東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、続いて1995年から東京交響楽団の、concert mistress を務めている。また、彼女が弾く violin は、1708年製のピエトロ・グァルネリ。流石にいい音色であった。

【後記】■今日お別れの俳句は、夏に因んだ花と食べ物から3句お届けします。
 夏場は、綺麗な花が少ない。そんな中、「夾竹桃」と「百日紅〔サルスベリ〕」は開花日数も長く代表的な夏の花と言えよう。

 肉を焼く匂(にほ)ひのとほる夾竹桃  八木荘一

【解説】夾竹桃を通り抜けて、肉を焼く匂いがして来。逞しい夏の庶民の日々の生活が匂って来る。

 女来(く)と帯纏(ま)き出づる百日紅  石田破郷
 〔昭和15年作〕

【解説】(多分‥)一人暮らしの男の許へ不意に女性の訪問客があった。男は慌てて着物を羽織り帯を締めて客を迎えに玄関に出る‥。そこには百日紅の花が咲いていた。リズミカルな秀句だと思う。

 ざぶざぶと索(そう)麺さます小桶かな  村上鬼城

【解説】真夏のある日、割烹着を着た母が、台所で素麺をざぶざぶと冷やしてくれている。一刻も早く食べたい衝動に駆られる。これも庶民の夏の風物詩‥。

 【2637の会】《クラス会》への奮ってのご「参加」を心よりお待ちしています。
 では、また‥。(了)

2010年7月24日 (土)

【時習26回3-7の会 0300】~「★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕★『出欠』状況〔07月24日現在〕」「07月02日:Bunkamuraザ・ミュージアム=Musees de Strasbourg 所蔵『語りかける風景』展を見て」「長寿者にみる免疫力を高める生活習慣」

■今泉悟です。皆さん、如何お過ごしですか。さぁ、今日も【2637の会】《会報》をお送りします。お蔭を持ちましてこの《会報》も、平成18年01月に start してから回を重ね【0300】号を迎えることが出来ました。
 これからも【2637の会】members 皆さんの交流の場として機能して行く様、頑張りますので応援の程お願い申し上げます。m(_ _)m

■さて今日最初の話題は、掲題・副題にあります様に〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕の出欠表明状況です。
 今週初07月17日(土)以降、本日24日(土)23時30分迄に《クラス会》「出欠」のお返事を下さった皆さんは、伊庭さん、太田君、石田(義)君、中村君、守田君、横田君、以上6名の皆さんからで、伊庭さんからは e-mail で、その他の皆さんからはお葉書でお返事を頂戴しました。
 そして、石田君から「出席」のご連絡を頂戴しました。石田君、昨年同様、楽しいひとときを過ごしましょう。
 それから、残り5人の皆さんからはは残念乍ら「欠席」のご連絡を頂戴しました。

 1.「出席」08名〔鈴木T三先生、千賀君、林K子さん、彦坂君、菰田君、井上君、石田(Y)君、今泉〕
 2.「欠席」13名〔下浦(原田)さん、山中(高木)さん、夏目君、伊東君、山田君、金子君、二橋君、犬飼(石田)さん、伊庭さん、太田君、中村君、守田君、横田君〕
 3.「ギリギリまでわからない」01名〔渡辺さん〕
 ※ 以上、3項目いずれも mail 到着順

 伊庭さんからは、mail を頂戴しましたのでご紹介させて頂きます。

〔伊庭さんからの mail です〕
今泉 悟様 
ついに梅雨が明け、本格的な夏到来です。猛暑が続きそうですね。
いつも会報をありがとうございます。私も『オルセー美術館展』に行ってきました。
学校行事の代休となる月曜日に行きました。私は『日傘の女性』に惹かれました。息子は『星降る夜』に身震いを感じたと言ってずーっと鑑賞していました。いつかはフランスのオルセー美術館に行きたいですね。さて、クラス会の件ですが、残念ながら欠席とさせて頂きます。同じ豊橋に住んでいながらなかな会えない林さんには、また、会える日を楽しみにしているとお伝えください。クラス会に限らずミニ同窓会などあればお知らせください。都合がつくようでしたら参加させていただきたいと思います。皆さんによろしくお伝えください。  伊庭R○子

伊庭さんへ
 そうですかぁ、伊庭さんもご家族で「Musees d'Orsay 」展に行って来られたのですね。

守田君から、近況が述べられていますのでご紹介させて頂きます。
[守田君]
 都合付きませず、欠席とさせてもらいます。メタボは解消しました。

守田君へ、
 メタボを解消された! 素晴らしい。その方法をまた mail で教えて下さい。【2637の会】《会報》にてご紹介させて頂きたく思います。《クラス会》は、来年以降是非参加して下さい。
 そして‥
 今年も再会叶わず残念ですが、09月11日に、時習26回卒業40周年記念旅行に向けた有志の集い〔第2回〕をトライアゲインにて開催予定ですので、こちらの方も検討下さい。この集いのご案内は今月下旬から来月上旬を予定しています。
 またの再会を楽しみにしています。

 皆さんからの朗報を心よりお待ちしています。念の為《クラス会》の〔ご案内〕を再掲載します。

 ★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》のご案内〕★

1.開催日時 : 【一次会】2010年08月14日(土) 18時00分~20時00分
       【二次会】2010年08月14日(土) 20時00分~
2.開催場所 : 【一次会】「歩亜麗〔ポアレ〕」住所:豊橋市大橋通1-95-1
       〔羽子吾寿司の南隣り〕℡ 0532-52-2045
       【二次会】「トライアゲイン」
       住所:豊橋市駅前大通2-33-1開発ビル地下1階 ℡ 0532-55-0255
3.予  算 : 【一次会】4,000円+【二次会】1,000円+雑費500円=計5,500円

■さて続いての話題は、掲題・副題にあります様に、【0297】号の《会報》にてご紹介させて頂いた07月02日に訪問した4つの「絵画」展の中から3つ目に訪れた渋谷東急百貨店の横にある Bunkamuraザ・ミュージアムにて07月11日迄開催していたストラスブール美術館(Musees de Strasbourg)所蔵~『語りかける風景〔Le Gout de la Nature〕~コロー、モネ、シスレーからピカソまで』展についてご紹介させて頂きます。
 「オルセー美術館展』2010『ポスト印象派』」展ほどの派手さはありませんでしたが、地味ではあるがその分落ち着きがあって、「何故かホッとする一陣の涼風」の様な心地よい展覧会であった。
 図録の巻頭で主催者がこう述べています。
「高原を吹き抜ける爽やかな風―。こんな Europe の風景の image は、ある人にとっては憧れであり、ある人にとっては懐かしい思い出です。しかしその風景は、画家の眼差しを通して初めて風景画になるのです。〔中略〕私達はその画家の描いた作品に感動しているのですが、描かれたその風景は、それでも私達を遠い国へと誘い続けます」。
 風景画は、欧州では15世紀のイタリアが起源と言われる。また、今日の様な風景画が誕生したのは自然主義、写実主義に代表される19世紀だと言われる。
 今回の展覧会への出典作品は、ストラスブール市にある「古典美術館」と「近現代美術館」の二つの美術館の収蔵品の中から、18世紀末以降の Europe における作品81点が紹介された。素晴らしい作品の醍醐味をご自身の眼で確かめてみて下さい。
 以下10作品をご紹介させて頂きます。ご覧下さい。

[01]リュク・ヒューベル『後ろを向いて佇む女性、窓の前』1926年
011926

––––––––––––––––––––––––[02]モーリス・マリノ『室内、縫い物をするエレーヌ』1904年
021904

[03]ロタール・フォン・ゼーバッハ『屋外、バルコニーの女性』1905年
031905

––––––––––––––––––––––––[04]アンリ・マルタン『雪化粧のパリ』1910年頃
041910

[05]ウジェーヌ・ブーダン『海景』制作年不詳
05

––––––––––––––––––––––––[06]ジャン=バティスト・カミーユ・コロー『ヴィル=ダヴレーの池』1860-63年頃
06186063

[07]フェリックス・ヴァロットン『家と葦のある風景』1921-24年頃
07192124

––––––––––––––––––––––––[08]ポール・シニャック『アンティーブ、夕暮れ』1914年
081914

[09]テオドール・ルソー『木の幹の習作』1833年
091833

––––––––––––––––––––––––[10]ヴァシリー・カンディンスキー『サン=クルー公園』1906年
101906

【小生comment】
 本展の作品群は、一見地味な絵に見えるが、じっと見ていると「‥いい絵だな‥」と実感できる絵が多かった。風景画は、見る者に落ち着きと安らいだ雰囲気を与えてくれる。やはり名画は素晴らしい。

■さて次の話題は、ほんとうの時代2010年08月号〔PHP社〕から、「長寿者にみる免疫力を高める生活習慣」〔順天堂大学医学部アトピー疾患研究センター長 奥村康氏〕からご紹介します。

【元気で長生きの秘訣は「免疫力」】
〔前略〕免疫力とは、ウィルス・細菌・がん細胞等、体内に本来存在すべきでない異物を追い出そうとする能力のことです。免疫力の働きを司る免疫細胞の代表格は、血液中の白血球です。
 その中でも、免疫力の主役を担うのがリンパ球で、外から進入して来たウィルス、体内に生れたがん細胞、その他の免疫細胞が処理し切れなかった異物を見つけ出して撃退しています。
 リンパ球を構成するNK(Natural Killer)細胞は〔例えて言えば〕警察、B細胞とT細胞は軍隊の様な役目を果たしています。〔中略〕
 例えば〔中略〕風邪ウィルス( virus )に感染した〔中略〕細胞を見つけて直ぐやっつけるのがNK細胞です。〔中略〕
 しかし、NK細胞だけでは退治し切れないと、軍隊のB細胞とT細胞が〔中略〕感染細胞に攻撃を始め〔中略〕この時初めて発熱や痛みという反応が現れるのです。
 つまり、私達の身体に何も症状が出ない時にも、ウィルス感染細胞を攻撃しているNK細胞が活躍しているという訳です。
【免疫の主役はがんを叩くNK細胞】
 人体は、一日24時間の凡そ1兆個の細胞を作っていますが、その中に5千個のがん細胞も含まれています。
 〔中略〕NK細胞が元気に働いていれば、このがん細胞を退治するのは訳ないのですが、〔中略〕歳を取り、不規則な生活を続けていたり、精神的な stress を受けたりすると低下します。
 B細胞やT細胞が、歳を取っても衰えないのに対し、NK細胞だけは歳を重ねるに連れてどんどん弱っていきます。〔中略〕

【夜更かしと stress は免疫の大敵】
 免疫力は、神経やホルモン( Hormon )の働きと深く関わっています。
 ホルモンが影響して、NK細胞は昼間に強くなり、夜間は低くなります。〔中略〕
 昼夜が逆転する様な生活は、NK細胞の働きに大きな damage を与えます。
 昼間は活発に動いて夜はゆっくり休養する‥‥これが免疫力を高める理想の生活です。
 もう一つは、stress の解消を心掛けることです。NK細胞は、精神的 stress の影響を強く受けるからです。〔中略〕
 交感神経が緊張しっぱなしだと、NK細胞が上手く働かなくなります。
 不安・恐怖・怒り・悲しみ・緊張、これ等の感情は全て交感神経を強く刺激する stress です。〔中略〕

【明るく my pace な「不良長寿」の勧め】
〔中略〕私が提唱する「不良」とは、やりたいことをやって「今」を楽しみ、よく笑い、陽気な人を指します。「真面目人間」とは、「~ねばならないこと」が多く、心配症で stress をため込み易い人です。〔中略〕
 世界の長寿者の life style を見ると、共通するのは「明るく my pace やんちゃで気晴らしが上手い」という、いい意味での不良でした。

【免疫力を高める生活習慣の心得とは?】
 私が考える免疫力を高める秘訣は、次の4つ。
【1】 仲間と出歩こう
「孤独死」の問題が注目されています。〔中略〕家に引き籠る中高年が増えています。
 孤独死予備軍の life style は、「挨拶をしない」「肉親や友人に連絡をとらない」「仲間がいない」「趣味がない」「料理・掃除をしない」等、ないない尽くしのウチ籠り生活では〔中略〕身体も脳も衰えてしまいます。〔中略〕
 大切なのは、明るく前向きな人間関係です。〔中略〕stress は傍に居る人に伝播します。余りにも negative な人や、悪口や愚痴ばかり言っている人との付き合いは考え直した方がいいでしょう。
【2】 ゲラゲラ笑おう
「笑」は、不良長寿の秘薬の一つです。上品な smile ではなく、ゲラゲラ笑った方が効果的です。
 笑は、喜びや relax を齎す自律神経の副交感神経を優位にし、免疫力の要であるNK細胞の働きも強くします。〔後略〕
【3】 開き直ろう
〔前略〕「嫌なことは忘れよう」「出来ないものは出来ない」と開き直り、気楽に構えることが大切です。〔後略〕
【4】 異性と接しよう
 70歳を過ぎた男性で、奥さんや娘さん、恋人等の女性が傍にいる人〔中略〕の方がいない人に比べ圧倒的に長生きすることが調査の結果わかりました。
 男性というのは、周囲に女性がいると恰好を付けて緊張し、それが刺激となって免疫力を強くし、長生きに繋がるのでしょう。
 奥さんや娘さんのいない人は、一緒に暮らしてくれる女性を探しましょう。勿論、寄りかかる魂胆はダメで、同居者を労わり、寄り添う努力が大切なのは言うまでもありません。
 一人暮らしを余儀なくされた場合は、心して女友達を探すことをお勧めします。趣味の circle 、 culture 教室、旅行等、なるべく女性の多いところに出入りして、褒め言葉と「ありがとう」を連発し、親切に紳士的に振舞いましょう。
〔中略〕お茶に付き合ってくれる女性が一人いるだけで、生活に張り合いが出て寿命が延びます。
 senior 世代になって一緒に暮らしてくれる女性のいる人は果報者です。同居の女性を大切にして、感謝の気持ちを頻繁に態度に表わしましょう。(了)

【小生comment】
「免疫力」について、【「身体の冷え」と「運動の仕方」にも要注意】とも言っています。
 NK細胞は、体温37度C以上で活発に働き、がん細胞は、35度C台の低体温になると発生し易い。従って、免疫力を確り働かせるには、入浴や運動に心がけ身体の冷えを退治することが大切。身体が温まると自律神経の副交感神経が優位になり、relax 効果を齎す。
 入浴は、40度C位のややぬるめの湯に15分位浸かるのが効果的。〔中略〕
 運動も、自律神経の balance を整え、ホルモンの働きも良化する。但し、激しい運動は逆効果。程好い運動量の方が免疫力には plus に作用する。
 勿論、運動は無理なく継続していくことが大切であるのは言うまでもない。

【後記】■今日もお別れは俳句です。先週末、梅雨が明けた途端に予想以上の酷暑がやって来た。暑いのはどうもいけない。素っ裸になっても暑い。(笑)
 一方、エアコンの冷気は身体に良くない。長時間当たっていると身体がだるく感じられる。皆さんも、精々ご自愛のほどを‥。
 さて今日は、酷暑に因んだ名句を探してみました。
 2句とも視覚で暑さの極みを上手く表現している。解説も要らないですね。

 木の枝の瓦にさはる暑さかな  芥川龍之介

 土の色まったく白し炎天下  星野立子

 酷暑の暑さも、次の2句の様に「懐かしい青春時代」を思い出したり、「今を元気に生きている」姿勢を見ると我慢できるから不思議だ。

 炭酸水あの夏のこと沸きあがる  大高翔

 三伏の五臓六腑よありがたう  鈴木節子

 【注】三伏 : 夏の盛りの酷暑の期間のこと

 【2637の会】《クラス会》への奮ってのご「参加」を心よりお待ちしています。
 では、また‥。(了)

2010年7月17日 (土)

時習26回3-7の会 0299】~「★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕★『出欠』状況〔07月17日現在〕」「07月02日:国立新美術館『オルセー美術館展2010「ポスト印象派」』を見て」「福澤諭吉『学問のすすめ[斎藤孝訳]』&渋沢栄一『論語と算盤[守屋淳訳]』から」

【■今泉悟です。皆さん如何お過ごしですか。さぁ、今日も【2637の会】《会報》【0299】号をお送りします。

■さて今日最初の話題は、掲題・副題にあります様に〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕の出欠表明状況です。
 今週初07月11日(日)以降、本日17日(土)20時00分迄に《クラス会》「出欠」のお返事を下さった皆さんは、井上規生君、山田一義君、金子哲久君、二橋保彦君、犬飼(石田)玲子さんの5名の皆さんです。

 1.「出席」7名〔鈴木T三先生、千賀君、林K子さん、彦坂君、菰田君、井上君、今泉〕
 2.「欠席」8名〔下浦(原田)さん、山中(高木)さん、夏目君、伊東君、山田君、金子君、二橋君、犬飼(石田)さん〕
 3.「ギリギリまでわからない」2名〔渡辺さん、伊庭さん〕
 ※ 以上、3項目いずれも mail 到着順

〔井上君へ〕
 「出席」のお葉書有難う。今年も楽しいひとときを過ごしましょう。
〔山田君からの便り〕
「8月半ばは長野県に行きます。申し訳ありませんが不参加とさせて頂きます」。
〔金子君(の奥様から)の便り〕
 金子君からは、奥様から電話でご連絡を頂いた上、「欠席」のお返事を頂戴しました。奥様のお話によりますと、金子君は‥
「5月から中国へ(赴任)。6月末に一度帰国しておりましたが、次回(の帰国)は10月です」。そして、「8月のお盆休みは中国工場にありません」との由。
〔二橋君からの便り〕
「(【小生注】自宅の)マンション団地の管理組合駐車場担当やってモラルの低さに驚いてます」。
〔犬飼さんからの便り〕
「義母、実母ともに一人暮らしですが、元気で、今のところ自分の生活を enjoy しています」。

山田君、金子君、二橋君、犬飼さんへ
 来年以降、また参加して下さい。
 それから、09月11日(土)17時半から、「時習26回卒業40周年記念旅行へ向けての集い〔第2回〕」を、会場は同じくトライアゲインにて開催を予定しています。
 お盆は都合悪くても、09月11日(土)夜の都合がつく方は、こちらのほうにご参加頂くことも検討してみて下さい。
 ご案内は、《クラス会》とは別に、今月末から来月初旬に、小生が把握している mail address ある学年同期の皆さん100名強の方々にご案内を差し上げる予定です。勿論【2637の会】members の皆さんへもお送りさせて頂きます。
 渡辺さん、伊庭さん、状況が判明した時ご連絡下さい。朗報をお待ちしています。m(_ _)m

 皆さんからの朗報を心よりお待ちしています。
 念の為《クラス会》の〔ご案内〕を再掲載します。
 尚、会費を 5,000円にてご案内させて頂いていましたが、故あって 5,500円に 500円引上げさせて頂きます。
 悪しからずご了承下さい。引き上げ後も、昨年の 6,000円よりは廉価です。

 ★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》のご案内〕★

1.開催日時 : 【一次会】2010年08月14日(土) 18時00分~20時00分
        【二次会】2010年08月14日(土) 20時00分~
2.開催場所 : 【一次会】「歩亜麗〔ポアレ〕」住所:豊橋市大橋通1-95-1
       〔羽子吾寿司の南隣り〕℡ 0532-52-2045
        【二次会】「トライアゲイン」
       住所:豊橋市駅前大通2-33-1開発ビル地下1階 ℡ 0532-55-0255
3.予   算 : 【一次会】4,000円+【二次会】1,000円+雑費500円=計5,500円

■さて続いての話題は、掲題・副題にあります様に前々号の《会報》にてご紹介させて頂いた07月02日に訪問した4つの「絵画」展の中から2つ目に訪れた国立新美術館「オルセー美術館展』2010『ポスト印象派』」の模様です。
 美術館に着いたのは平日の午後3時半頃だったので、混雑してはいたものの、入場制限が出る程ではありませんでした。
 この展覧会では、傑作115点として紹介されていましたが、正直な処、傑作と思われたのは、ゴッホの『星降る夜』『ゴッホの部屋、アルル』を始めとする30点位だったでしょうか。
 初めて日本へお目見えとなった作品が、ゴッホの《自画像》、ルソーの《蛇使いの女》を始め60点程あったことはこの展覧会の大きな魅力です。
 因みに、従前は『後期印象派』という呼び方が使われていましたが、近年では『ポスト印象派』が定着しつつあるそうです。
 以下に10作品をご紹介します。ご覧下さい。

[01]モネ『日傘の女性』1886年
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––––––––––––––––––––––––[02]シスレー『モレの橋』1893年
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[03]ピサロ『ルーアンのボワルデュー橋、夕日、靄(もや)のかかった天気』1896年
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––––––––––––––––––––––––[04]スーラ『ポーズする女、横向き』1887年
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[05]レメン『ハイストの浜辺』1891年
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––––––––––––––––––––––––[06]シニャック『マルセイユ港の入口』1911年
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[07]セザンヌ『台所のテーブル(籠のある静物)』1888-90年
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––––––––––––––––––––––––[08]セザンヌ『水浴の男たち』1890年頃
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[09]ゴーギャン『タヒチの女たち』1891年
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––––––––––––––––––––––––[10]アンリ・ルソー『戦争』1894年頃
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■次の話題は、今週2冊の本を読み比べて見ました。福澤諭吉『学問のすすめ[斎藤孝訳]』&渋沢栄一『論語と算盤[守屋淳訳]』です。
 後者は、《会報》【0289】号で一度ご紹介していますが、観点を変えてご紹介したいと思います。

 添付写真[11]ご参照。
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福澤諭吉『学問のすすめ[斎藤孝訳]』
【ひどい政府は愚かな民が作る】
 世の中で学問のない国民ほど哀れで憎むべきものはない。知恵がないのが極まると恥を知らなくなる。自分の無知の故に貧乏になり、経済的に追い込まれた時に、自分の身を反省せずに金持ちを恨んだり、甚だしくなると、集団で乱暴をするということもある。〔中略〕こうした愚かな民を支配するには、道理で諭しても無理なので、威力で脅すしかない。
 西洋の諺にある「愚かな民の上には厳しい政府がある」というのはこのことだ。これは政府が厳しいというより、民が愚かであることから自ら招いた禍である。愚かな国民の上に厳しい政府があるとするならば、良い民の上には良い政府がある、という理屈になる。今のこの日本〔【小生注】明治04年12月〕においても、この level の人民があるから、この level の政府があるのだ。
 もしも、国民の徳の水準が落ちて、より無学になることがあったら、政府の法律も一層厳重になるだろう。もし反対に、国民が皆学問を志して物事の筋道を知って、文明を身につける様になれば、法律もまた寛容になっていくだろう。〔中略〕
 大事なことは、人としての当然の感情に基づいて、自分の行動を正しくし、熱心に勉強し、広く知識を得て、夫々の社会的役割に相応しい知識や人間性を備えることだ。そうすれば、政府は政治をし易くなり、国民は苦しむことがなくなり、お互いに責任を果たすことが出来る。そうやってこの国の平和と安定を守ることが大切なのだ。私がすすめている学問というものも、ひたすらこれを目的にしている。
【小生comment】
 福沢諭吉が述べている言葉は130年近く経った現在でも全く色褪せていない。
そう感じるのは、むしろ現代が明治初年当時と同様に、世の中が混沌としていることの証左なのだろう。

渋沢栄一『論語と算盤[守屋淳訳]』
【人生は努力にある】
 私は今年〔大正02年〕74歳になる老人である。〔中略〕年老いてからや、逆に青年のうちでも、勉強の心を失ってしまえばその人は進歩や成長が覚束なくなる。と同時に、そんな勉強しない国民によって支えられる国家は、繁栄も発達もやはり出来なくなる。
 私も普段から、勉強家であろうと努めている。実際に一日も職務を怠ることがない。〔中略〕70歳を超える老境に入っても〔中略〕怠ることがないのだから、若い人々には大いに勉強して貰わなければならない。一旦怠けてしまえば最後まで怠けてしまうもの、怠けていて好結果が生れることなど決してないのだ。〔中略〕
 時勢を知り、より良い選択や決断をする為には、知識を積むこと、つまり学問を修める必要がある。
 と言っても、知識がどんなに十分あっても、これを活用しなければ何の役にも立たない。〔中略〕勉強したことを実践に結び付けることだ。〔中略〕しかも、実践に結び付ける為の学びは、〔中略〕生涯学んで、初めて満足出来る level となるのだ。
 結局、人が世間で成功する為に必要な要素として、知識や学問が必要なことは勿論なのだが、これだけで成功出来ると思うのは誤解でしかないのだ。このことは『論語』の中でも述べられている。〔中略〕
 私は、全ての人に、勉強を続けることを希望するのと同時に、生活の中から学ぶ心がけを失わない様に心掛けて欲しいと思うのである。

【成功と失敗は、自分の身体に残ったカス】
〔前略〕人を見る時に、単に成功したとか、失敗したとかを基準にするのは、そもそも誤っているのではないだろうか。
 人は、人として為すべきことを基準として、自分の人生の道筋を決めていかねばならない。〔中略〕成功や失敗というのは、結局、心をこめて努力した人の身体に残るカスの様なものなのだ。
 現代人の多くは、ただ成功とか失敗とかいうことだけを眼中に置いて、それよりももっと大切な「天地の道理」を見ていない。彼等は物事の本質をイノチとせず、カスの様な金銭や財宝を魂としてしまっている。人は、人として為すべきことの達成を心がけ、自分の責任を果たして、それに満足して行かなければならない。
 広い世界には、成功する筈なのに失敗した例が幾らでもある。知恵ある者は、自分の運命をつくると言うが、運命のみが人生を支配するものではない。そこに知恵が加わって、初めて運命を開いていくことが出来るのだ。如何に善良な人間でも、肝心の知恵が余りなく、イザと言う時に chance を逃がしていたら成功は覚束ない。徳川家康と豊臣秀吉とは、よくこの事実を証明している。〔中略〕普通の人は往々にして、巡り合った運命に乗っていくだけの智力が欠けている。しかし家康は、その智力で巡って来た運命を見事掴まえたのである。
 兎に角人は、誠実に只管(ひたすら)努力し自分の運命を開いていくのが良い。もしそれで失敗したら、「自分の智力が及ばなかった為」と諦めることだ。〔中略〕お天道様から下された運命に任せていれば良いのだ。〔中略〕例え失敗してもあくまで勉強を続けていけば、いつかまた、幸運に恵まれる時が来る。
 人生の道筋は様々で、時には善人が悪人に負けてしまった様にも見えることがある。しかし、長い目で見れば、善悪の差ははっきりと結果になって表れて来るものだ。だから、成功や失敗の良し悪しを議論するよりも、まず誠実に努力することだ。そうすれば公然無私なお天道様は、必ずその人に幸福を授け、運命を開いていく様仕向けてくれるのである。〔中略〕正しい行為の道筋に沿って物事を行う者は必ず栄えるし、それに逆らって物事を行う者は必ず滅んでしまうと思う。一時の成功や失敗は、長い人生や、価値の多い生涯における、泡の様なものなのだ。〔中略〕この泡に憧れて、目の前の成功や失敗しか論ぜられない者が多い様では、国家の発達や成長が思いやられる。なるべくその様な浅はかな考えは一掃して、社会を生きる上で中身のある生活をするのが良い。
 成功や失敗といった価値観から抜け出して、超然と自立し、正しい行為の道筋に沿って行動し続けるなら、〔中略〕価値在る生涯を送ることが出来る。
 成功など、人として為すべきことを果たした結果生れるカスに過ぎない以上、気にする必要など全くないのである。(了)

【後記】■小生、先週末の10日、親父をまた車に乗せて、今度は東京へ、今日ご紹介させて頂いた国立新美術館「オルセー美術館展』2010『ポスト印象派』」と、丸ノ内の三菱一号館美術館『マネ(Manet)とモダン・パリ』展を見て来ました。
 「マネと‥」展につきましては、次号以降の《会報》にてご紹介させて頂きます。
 添付写真[12]は、三菱一号美術館がある、三菱一号館である。
1220100710

■今日もお別れは俳句です。東海地方も今日漸く梅雨が明けました。
 間もなく(= 07月23日)『大暑』。 容赦ない酷暑がやって来る‥。
 豊橋でも、今週半ばの14日クマゼミがあのウルサイ声でシャーシャーと鳴き出した。

 salaried man 時代だった頃、夏休みが近づくと、故郷が懐かしく想い出された。故郷近くの夏木立が見えて来た。もう実家はすぐそこだ‥。この心境は子規の時代もそうだった。

 夏木立 故郷(ふるさと)近くなりにけり  正岡子規

 今年で五年連続五回目となる楽しくもあり懐かしくもある【2637の会】の《クラス会》がその後やって来る。再会したみんなと「乾杯」する Beer が美味しいぞっ! ホント、待ち遠しい‥!

 飲み干せしビールの泡の口笑ふ  星野立子

 五歳(ごとせ)なる楽しき盆のクラス会  悟空

 【2637の会】《クラス会》への奮ってのご「参加」を心よりお待ちしています。
 では、また‥。(了)

2010年7月10日 (土)

【時習26回3-7の会 0298】~「★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕★『出欠』状況〔07月10日現在〕」「塩野七生『日本人へ〔国家と歴史篇〕』~〔一人ぼっちの日本〕」「07月02日:ギャラリー一枚の繪『王軍水彩展』を見て」

■今泉悟です。皆さん如何お過ごしですか。さぁ、今日も【2637の会】《会報》【0298】号をお送りします。

■さて今日最初の話題は、掲題・副題にあります様に〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕の出欠表明状況です。
 今週初07月05日朝、mail で出欠状況をご案内頂いた方々を除いた【2637の会】classmates 35名の皆さん宛に往復葉書にて《クラス会》のご案内を出状させて頂きました。海外赴任中の金子君と中山君へは留守宅宛に出状しました。〔為念〕
 またその前日の04日夜、鉄三先生に電話し、《クラス会》ご出席をご快諾頂きました。
 今日07月04~10日に出欠等のご連絡を頂いた方々は、夏目Y弘君、伊東M弘君の皆さんです。

 1.「出席」5名〔鈴木T三先生、千賀君、林K子さん、彦坂君、菰田君、今泉〕
 2.「欠席」4名〔下浦(原田)さん、山中(高木)さん、夏目君、伊東君〕
 3.「ギリギリまでわからない」2名〔渡辺さん、伊庭さん〕
 以上、3項目いずれも mail 到着順

 夏目君、伊東君、今回残念乍ら「欠席」だそうですが、来年以降も気長に貴君の「参加」をお待ちしています。因みに、伊東君からは、「出席」に変更の場合は mail を頂戴できる旨連絡を頂いています。伊東君、いつもの様に出席をお待ちしています。
 渡辺さん、伊庭さん、状況が判明した時ご連絡下さい。朗報をお待ちしています。m(_ _)m

 皆さんからの朗報を心よりお待ちしています。
 念の為《クラス会》の〔ご案内〕を再掲載します。
 尚、会費を 5,000円にてご案内させて頂いていましたが、故あって 5,500に500円引上げさせて頂きます。
 悪しからずご了承下さい。引き上げ後も、昨年の 6,000円よりは廉価です。〔為念〕

 ★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》のご案内〕★

1.開催日時 : 【一次会】2010年08月14日(土) 18時00分~20時00分
       【二次会】2010年08月14日(土) 20時00分~
2.開催場所 : 【一次会】「歩亜麗〔ポアレ〕」住所:豊橋市大橋通1-95-1
       〔羽子吾寿司の南隣り〕℡ 0532-52-2045
       【二次会】「トライアゲイン」
       住所:豊橋市駅前大通2-33-1開発ビル地下1階 ℡ 0532-55-0255
3.予  算 : 【一次会】4,000円+【二次会】1,000円+雑費500円=計5,500円

■さて、続いての話題です。選手お伝えした、塩野七生氏著『日本人へ リーダー篇』に続き、続編『日本人へ 国家と歴史篇』を読みました。
文藝春秋〔2006年10月号~2010年4月号〕に掲載されたものですが、この essay 集の参考になります。
 今日は、この中から1つ『一人ぼっちの日本』をご紹介させて頂きます。

【一人ぼっちの日本】
〔前略〕かく言う私だって、最近の日本の leader たちには絶望している。〔【小生注】2008年(=この時は麻生内閣(当時))〕11月いっぱい〔中略〕日本にいたが、世界中が激動した日本の政治の混迷は、だらしがないのひとことに尽きた。といって男がダメなら女が代わるかというと、その女たちもお一人様症候群に犯されてか内向きで、到底男に代わって日本を引っ張っていく状態にない。〔中略〕
 私がイタリアでの暮らしも45年になる。この45年は、チネーゼ(支那人)か、と呼びかけられるのが普通だったのが、ジャポネーゼ(日本人)ですね、と誰からも言われる様になり、それで定着した時期と重なった。これからはまたチネーゼに戻るかもしれないが、今の処はまだ、ジャポネーゼで続いている。という訳で、日本の力の上昇を、肌で感じ続けた45年であったのだ。
 この私が日本を嫌悪することが出来ない理由は、日本に住む有識者たちがよく言う日本の特殊性にはない。私の見る日本は、「特殊」というよりも「一人ぼっち」の国なのだ。世界機構の活用から宇宙への参加の仕方迄が示している様に、日本のやり方は、米国や欧州の国々と違うだけでなく、中国やインドとも違う。しかもこの違いをどの国も尊重してくれないので、損ばかりしていることになる。
「一人ぼっち」の国になってしまった要因の半ばは、政治家達の失敗、と言うか戦略の欠如にある。だが残りの半分は、日本という国の宿命ではないだろうか。
 他のどの国よりも近い存在である筈のの韓国の人々のある種の振る舞いですら、日本人には死んだって出来ないことがあった。それは、長年に亘って中国というpressure を感じずには生きて来れなかった韓国の人々の想いを、単に間に海が横たわっていたというだけで共有する必要がなかったからに過ぎない。
 また、他国を支配下に置いた歴史をほとんど持っていない日本人は、殺(や)らなければ殺られるという恐怖にも無縁で生きて来ることが出来た。それはそれで結構なことだが、半面、殺られる場合を予想しての対策の必要性にいっこうに目覚めないという、日本の leader たちには顕著な性向を育むことに繋がったのである。〔中略〕
 私でも、最近の日本には外科的手術しかないと思う様になった。
 何よりも、人材の払底が絶望的な迄の水準に来ていて、これは、民主党に代えたら解決するという程度では済まなくなっている。人材は民主党でも払底しているからで、その中でもどうにか使えそうな人材を拾い出して活用する道は、もはや大連立しかないと思う。
 但し、大連立する期間は五年と限る。そしてこの五年間は、選挙は一切しない。大連立の首相はどちらから出すかだが、解散権を持たず、また現在の様な閣議ならば、誰がなろうと大して変わりないと思う。要は国益のみを考えての政局の安定と政策の統一なのだから、国会で次々と法律を通して行くことが重要なのである。
 民主主義に反する、と言うだろう。その通りで、挙国一致の国政は、有権者である日本国民から、五年という期限つきにしろ選択の自由を奪うことになる。だが、もはや時間はない。超法規的措置という民主主義に反することでも決行する勇気を持たなければ、民主主義を守り通すことも出来なくなることも真理なのだ。
何故なら、その勇気を持たずに無策の儘で現状維持を続けるうちに、民主政体そのものを破壊することに成りかねないからである。
 大連立なった政局の成すべきことの第一は、一貫した経済政策の確立以外にない。日本はこの道で行くということを、世界に明確に示すことが何にもまして先決する。衰えたとは言え、いまだに日本は世界第二の経済大国だ。世界がこの日本から待っているのは、経済政策を明確にすること、それを着実に実行するという意思の表明だと
思う。
【小生comment】
 更に、付け加えれば、「着実に実行する」という意思の表明だけでなく、これも塩野氏が言っていた「実行したことを『継続』する」ことである。
 日本の政体が「人材の払底が絶望的な迄の水準に来てい」る為に、民主主義から衆愚政治(mobocracy)に成りかけてしまっている。忌々しきことだ。小生、sports 選手の柔ちゃんは好きだが、彼女が参議院議員として今の難しい政治局面に於いて国民の負託に応えて的確な政治判断が出来るとは、失礼だがとても思えない。しかも、ロンドン五輪で金 medal を目指すらしいが、国会議員の職務を遂行し乍ら練習して金が取れるほど五輪の金 medal 獲得は甘くない筈だ。またもし五輪の練習の為、国会議員の職務を休むとすれば、国民に対して失礼千万な話である。年俸21百万円、その他諸々の歳費は国会議員一人当たり1億円だという。国会を休んでいても議員報酬等は支払われる訳で、「税金を無駄遣いするな」と言いたい。
 それにしても、政治を知っていると思えない方々が少なくない人数、今回の参議院選挙に立候補されているが、本当に日本の将来をこれ等の人に託していいのか? 日本の政治はこれでいいのか? 真面目に考えれば考えるほど悲しくなってくる‥。

 今の日本が悲劇的なのは、
 ①優秀な人材が『政治家』を目指さなくなった」こと、
 ②議会制の二院制の弊害が顕著に現出していること、‥である。
 特に①②共に選挙制度そのものに問題がある為、それを現行憲法下で改正するにも、現職の国会議員が自分達の権益の一部或いは大半を放棄する必要が出て来る為、現職の国会議員が法改正で失職した後の身分保障をした上で、冷徹な結論を出して行く必要が出て来よう。
 ①については詳細には入り込むと出口が見えなくなる為、要旨を言うと2点ある。
 [1]優秀な人材が、『落選=失業』という不安を払拭させ、職業の選択の一つとして『国会議員』を目指せる様な、魅力(=遣り甲斐)と経済的保障を確保する。
 [2]国会議員になったら即議会に議論が出来る level で参加しできる様、立候補者の資格の中に、政治・行政・法律の一定水準以上の知識修得を義務付ける。
 ②については、「参議院の在り方」を是正することである。
 参議院の存在価値( raison d'etre )は、二院制による double check 機能であるから、政党色は不要。
 国家予算や国防等、重要法案についてのみ拒否権を有する、くらいに決定権を絞り込む。残りの多くは実質「衆議院一院制」化する。
 これにより、現在242人いる定数を50名程度に削減する。
 〔参考〕現行の参議院の議員定数は、米国(人口3億14百万人)上院100名、ドイツ(人口81百万人)の連邦参議院69人と比べてもかなり多い。
 因みに、参議院は良識の府であり、見識ある立場から、衆議院の議決結果を俯瞰してもの申すのである。よって、参議院議員の有資格者は衆議院議員より諸観点から格上であるべきと考える。例えば、衆議院議員10年以上在職経験者、法曹界、日本芸術院、日本学士院、経済界、の各代表、等々の有識者で参議院を構成する。
 所謂、ローマ帝国の元老院議員の様に、報酬は無報酬。ノーブレス・オブリージ(noblesse oblige=高い身分に伴う道徳的・精神的義務)として国に貢献して貰う。
 その結果、参議院議員経験者は、内閣総理大臣経験者と同等以上の社会的栄誉を叙勲等で処遇する、これにより職務の労・業績に報いればよい。
 そうすれば、現在参議院議員の歳費一人当たり総額1億円×200人=200億円。10年間では2,000億円の歳出削減が実現出来る。少しは財政悪化を阻止出来よう。
 また、上記の人達が立候補者であれば、今回の参議院議員候補者の様に、政治的手腕が皆目分からないという酷い事態にはならない筈と思う。
 現状では、明日が参議院選挙だが、残念乍ら投票したい人がいないのが事実。
 誰に投票していいか分からない儘「白紙投票」は避けたい処なのだが‥。

■さて続いての話題は、掲題・副題にあります様に前号の《会報》にてご紹介させて頂いた4つの「絵画」展の中から銀座「Gallery 一枚の絵」にて開催していた中国人の水彩画家、王軍氏の「水彩展」の模様です。
 彼の作品は、会場の「Gallery 一枚の絵」と同じ名前の月刊誌『一枚の絵』の2010年04月~07月号にかけ連載中で、「上手い水彩画」だと感心して見ていたもので、偶々今回上京した場所が、取引銀行がある丸ノ内から至近の銀座であった為訪れてみました。会場の「Gallery 一枚の絵」は、銀座6丁目風月堂3階にある画廊。王軍氏の作品が30点程展示してありました。
 今回は前号でご紹介できなかった作品をご覧下さい。
 ご紹介する10作品をご覧下さい。素晴らしい作品群であると思います。

[01] 『水辺の風景』‥blogをご覧下さい‥
01

––––––––––––––––––––––––[02] 『朝』‥blogをご覧下さい‥
02

[03] 『軽井沢の思い出』‥blogをご覧下さい‥
03

––––––––––––––––––––––––[04] 『秋景』‥blogをご覧下さい‥
04

[05] 『水辺の里』
05

––––––––––––––––––––––––[06] 『卓上の花』
06

[07] 『妙義山の春』‥blogをご覧下さい‥
07

––––––––––––––––––––––––[08] 『ほとりの光景』
08_1

[09] 『錦秋〔ドイツ〕』‥blogをご覧下さい‥
09

––––––––––––––––––––––––[10] 『あのときの思い出』‥blogをご覧下さい‥
10


■今日最後の話題は、07月05日、新城市「設楽原決戦場まつり」を見て来ましたので、その時の写真を添付します。[31][32]ご参照。

[31]
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––––––––––––––––––––––––[32]
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 火縄銃の実射〔但し、空砲〕を初めて見ましたが、壮観でした。
 午前11時半から、保存会の人達による実演で、30分程の event でしたがなかなか良かったですよ。

■今日もお別れは俳句です。世界の主要国の多くが財政難の中、日本は‥

 天災と戦争とテロ 夏荒(すさ)ぶ  小桧山繁子

 暑さに加えて、世相の暗さは「荒ぶ」の一語に尽きる。「けさの一句(村上護)」
 この句に触発されて一句・・(笑)

 財政難 権益跋扈し 国亡ぶ  悟空

 【2637の会】《クラス会》への奮っての「参加」を心よりお待ちしています。
 では、また‥。(了)

2010年7月 3日 (土)

【時習26回3-7の会 0297】~「★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕★『出欠』状況〔07月03日現在〕」「塩野七生『日本人へ〔リーダー篇〕』~〔継続は力なり〕」「安保徹『病気にならない免疫生活のすすめ』から」「07月02日:、ギャラリー一枚の繪『王軍水彩展』、国立新美術館『オルセー美術館展』、Bunkamura, ザ・ミュージアム『ストラスブール美術館所蔵~語りかける風景』展、損保ジャパン・東郷青児美術館『ユトリロ展』を見て」

■今泉悟です。皆さん如何お過ごしですか。さぁ、今日も【2637の会】《会報》【0297】号をお送りします。

■さて今日最初の話題は、掲題・副題にあります様に〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》〕の出欠表明状況です。
 本日07月03日20時00分現在、
 1.「出席」4名〔千賀君、林K子さん、彦坂君、菰田君〕、
 2.「欠席」2名〔下浦(原田)Y子さん、山中(高木)K子さん〕、
 3.「ギリギリまでわからない」2名〔渡辺さん、伊庭さん〕
 以上、3項目いずれも mail 到着順

 彦坂君、菰田君『出席表明』有難う!《号外》でご紹介した mail を再掲します。
 下浦さん、山中さん、今回も残念乍ら「欠席」だそうですが、来年以降も気長に貴女方の「参加」をお待ちしています。m(_ _)m
 渡辺さん、伊庭さん、「出席」して下さると3年ぶりですね。朗報をお待ちしています。

 今泉 悟様
              千葉県 彦坂T孔
 お元気ですか。毎度,かわら版楽しく読ませてもらっています。
クラス会のご案内いつもありがとうございます。
今年は,今のところ問題なさそうなので,参加することにしたいと思います。
8月に会えることを楽しみにしております。
それでは,さようなら。

 菰田です。  今回はOKです。

 〔下浦Y子さんからの mail です〕
 今泉君へ
B.D.オメデトウメッセージ、ありがとうございます。
いつも積極的に人生を楽しんでる!今泉君を見習って頑張ろう!と思ってます。
ありがとう。ただ、今回も残念ながら参加できません。ごめんなさい。
パラグアイ戦、ただいま後半スタート!今からまた”頑張れ!ニッポン”です。  

 〔山中K子さんからの mail です〕
「3.欠席します‥クラス会ですがお盆は息子が東京から帰るので出られそうにありません。皆さんに宜しくお伝え下さい」。山中

 〔伊庭R○子さんからの mail です〕
 今泉 悟様
 いつも会報ありがとうございます。さて、クラス会の件ですが、盆ですので、娘の嫁ぎ先の家族と会食になるかもしれませんが、まだはっきりしていません。よって今のところ 3.〔○〕ギリギリまでわかりません となります。よろしくお願いします。
                  伊庭R○子

 mail を配信させて頂いている30名強の【2637の会】members の皆さんからは、上記8名の方々の様に、是非とも【mail】での返信にご協力頂ければ幸甚です。

 念の為《クラス会》の〔ご案内〕を再掲載します。

 ★〔2010年【時習26回3-7の会】《クラス会》のご案内〕★

1.開催日時 : 【一次会】2010年08月14日(土) 18時00分~20時00分
       【二次会】2010年08月14日(土) 20時00分~
2.開催場所 : 【一次会】「歩亜麗〔ポアレ〕」住所:豊橋市大橋通1-95-1
       〔羽子吾寿司の南隣り〕℡ 0532-52-2045
       【二次会】「トライアゲイン」
       住所:豊橋市駅前大通2-33-1開発ビル地下1階 ℡ 0532-55-0255
3.予  算 : 【一次会】4,000円+【二次会】1,000円=計5,000円

■さて、続いての話題です。最近、塩野七生氏著『日本人へ リーダー篇』を読みました。これは月刊誌「文藝春秋」の巻頭に essay として毎月連載されていたもの。
〔2003年6月号~2006年9月号〕。記事の作成時期は少々古いが、今でもその儘通用する話が多い。今日は、その中から1つをご紹介させて頂きます。

【継続は力なり】
〔前略〕ローマ帝国も三世紀に入ると、政策の継続性が失われたのである。具体的に言えば、皇帝がやたらと代わる様になった。その一世紀前は五賢帝の時代でローマが最も安定し繁栄を謳歌していた世紀だが、賢帝たちの在位期間は平均して20年。それが三世紀に入ると、平均しても4年になる。蛮族が来襲して来ないという様な幸運に恵まれたりすると、才能のない皇帝でも安泰でいられたから、三世紀ローマの皇帝たちの実質在位期間は、一人につき2年と考えてよいと思っている。
 危機の打開に妙薬はない。ということは、人を代えたとしても目覚しい効果は期待出来ないということである。やらねばならないことはわかっているのだから、当事者が誰になろうと、それをやり続けるしかないのだ。「やる」ことよりも「やり続ける」ことの方が重要である。
 何故なら、政策は継続して行われないとそれは他の面での力の無駄使いに繋がり、お蔭で危機は尚一層深刻化する、ということになってしまう。失われた十年というが、あれは、持てる力を無駄使いした十年、であったのだ。〔中略〕
 今や日本の外は、イラクもパレスティーナも泥沼化し〔中略〕まさに仁義なき戦いの時代に突入している。こういう時代だからこそ、体力、国家にとっては経済力、の回復が必要不可欠になる。〔中略〕今の敵は特定することが難しくなった。
 相手を特定できないと、例え交渉に訴え様とも効果の程は期待出来ない。その上、子分たちはまたその子分に分かれるという具合で、良く言えば群雄割拠だか、歴史上ではこの現象を「中世化」という。つまり、声が大きく腕力が強い者だけが、幅を利かせる時代のことである。この様な時代は嵐に遭遇している様なものだから、地中には深く根を張り巡らせ、枝葉にまでも滋養を充分に行き渡らせた大樹にでもなった気持ちで立っているしかないのである。そのうちには嵐も収まってくれるであろうから、それまでの間もつかもたないか、だけが問題だ。
 そして、その間を耐えさせる力が、国力なのである。だから、「待ったなし、経済再建」は今尚 actual(=現実的)な課題であり、そしてそれには、議論よりも行動、それも継続する行動、しかない。〔中略〕
 何故か、危機の時代は、指導者が頻繁に変わる。首を挿(す)げ替えれば、危機も打開出来るかと人々は夢見るであろうか。だがこれは夢であって現実ではない。
〔中略〕
 危機は、英語では crisis だが、ラテン語の「クリシス」であることからも、ローマ人にとっては目新しいことでは全くなかった。危機に陥る度に、ローマ人は挽回して来たのである。だが、「三世紀の危機」だけは、挽回に繋がらず、滅亡に繋がっていく。とは言え滅亡にはまだ二百年あったから、この時期に滅亡したのではない。ただ、以前の様に挽回出来なくなっただけなのだ。そしてその様になってしまった最大の要因が、政策の継続性を失ったことにあったのだった。
 三世紀に入った途端に、ローマの軍事力が弱体化したのではない。経済力が衰退したのでもなかった。これ等は、後になって襲って来る現象である。皇帝の交代が激しく、在位期間が短く、それ故に政策の継続性も失われることによる力の浪費の結果として、生れて来た現象なのである。
 政策の継続性の欠如こそが三世紀のローマ帝国にとって、諸悪の根源であったのだった。(了)
【小生 comment】
 塩野氏は、「三世紀のローマ帝国」と「bubble 崩壊後の我国日本」が、「政策の継続性の欠如」という点で大変良く似ていると言っているのである。
 我国は今、為政者が高邁な vision に基づき、最適な政策を迅速かつ的確に、継続して行うことが求められているのである。
 因みに、5年5ヶ月政権の座にいた小泉首相の後、安倍(1年0ヶ月)・福田(1年0ヶ月)・麻生(1年0ヶ月)・鳩山(0年9ヶ月)と四代が1年以下と短命であった。
 先述の下浦(原田)さんの言葉ではないが、政治も「頑張れ、ニッポン!」である。

■「『健全な精神』は『健全な肉体』から」の格言が示す様に、我々に残された人生を悔いなく生き抜く為の大前提が『健康』である。
 そこで続いての話題は、以前に読んで今も印象に残る「安保徹著『病気にならない免疫生活のすすめ』から」2つのTheme をご紹介したいと思います。ご覧下さい。

【短い睡眠時間だと短い人生で終わってしまう】
〔前略〕人間は重力によって負担をかけさせられています。
 長時間労働も重力の負荷がかかりますし、背の高い人や体重の重い人も重力の負荷がかかります。体が大きい人は重力に逆らう生き方になり易いので、小柄な人よりもやつれ易いのです。背が高い人が立っているのと、小柄な人が立っているのとでは、かかる重力が違って来ます。
 では、大柄な人はどうすればいいのかというと「睡眠時間を増やして重力から解放される時間を延ばす」ことです。〔中略〕
 重力の負荷がかかると心臓に負荷がかかって狭心症になったり、不整脈が出ます。不整脈は完全に心臓の負担から起こっていることです。だから、太り過ぎの人や身長が高い人、睡眠時間が短い人は、たっぷりと睡眠をとることが大切です。
 短時間睡眠健康法も流行っていますし、5時間以内の短い睡眠時間を奨励する本が出ていますが、余りお薦め出来ません。
 確かに、短時間睡眠は交感神経が緊張して活力が出るのですが、長期間に亘って行っていると生き急いてしまう、つまり寿命が早く尽きるという risk もあります。長期的に見た場合、顆粒球を増やし、病気の原因となり得る訳です。
 例えば、皮肉な話ですが、流行っているバーのママは病気になり、逆に流行らないバーのママはいつまでも健康です。
 流行っていると〔中略〕お客さんが沢山来るので、営業時間も自然と延びる。その間ずっと立ち仕事が続くので、体に負担がかかって病気になる。〔中略〕
 睡眠時間7時間の人が一番長生きするという data がありますが、これは理に適っているのです。
【夜更かしを甘く見るな】
 現代人は夜中に働くという行為を甘く見過ぎています。夜勤は命を引き換えにする位危険な仕事だと私(=阿保)は断言します。
 何故なら、夜勤は人間の自然な生活に反した行動だからです。〔中略〕
 私は夜中の仕事を奨励出来ません。中でも特に危険なのは、真面目な人が夜中に働くことだと常々言っています。〔中略〕
 夜間は体を休息させるべきものです。働くものではありません。〔中略〕深夜0時から5時頃は、私達の体内でリンパ球の比率が最も上がる時間です。この時間、副交感神経が優位になり、体は relax して眠っている筈の体を交感神経優位にして緊張状態を強いています。当然、身体にとっては相当の負担です。
 本来休息すべき時間帯に働くということは、予想を遥かに超える負担を身体に負わせているのです。〔中略〕
 実際、夜勤の多い職業の人は若くして病気になる case が多くあります。〔中略〕
 若いうちはいいのですが、無理をしてから10年、20年の年月を経た年代が軒並み身体を壊しています。〔中略〕
「夜の仕事は危険、命と引き換えにやる仕事だから、もしどうしてもというのなら普通の人の5倍の給料じゃないと駄目だ」と私は強く訴えます。
【小生comment】
 阿保氏の言っていることは理に適っていると思います。
 小生も、若かった銀行員時代、仙台支店で融資折衝を担当していた30歳の頃、毎日の平均睡眠時間は4~5時間。昭和60年6月1ヶ月間に於ける、融資案件稟議書を東京の本部審査部へ上申した件数は31件。この他、支店長宛決裁案件25件〔合計56件〕を書いた記憶がありますが、案件の稟議書作成の為に取引先との交渉、資料請求、決算書・試算表の点検、取引先要綱の作成・更新、融資案件が信用保証協会保証付であれば、県の信用保証協会との折衝、これ等を踏まえ稟議書を作成し、上席の役付者、支店長、本部審査役への口頭説明等に係る時間を含めると、1件当たり5~10時間を要します。その結果、仕事が Peak 時の1週間では睡眠時間が全部で10時間(≒1.4時間/日)であったことを記憶しています。
 その後も、bubble 真っ最中であった東京の融資部時代やbubble 崩壊後の平成7~10年にかけての国分寺支店時代は、勤務が深夜零時近くに及ぶ日が月に二桁になることもほぼ毎月のことでした。
 喫煙は完全にやめて11年になりますが、忙しかった当時は一日3箱(60本)吸っていて狭心症の一歩手前だと診察されたこともあります。
 深夜勤務は、疲れが貯まるとボーっとして、この儘昇天するのではないかと思ったことも一度や二度ではありませんでした。
 今から思えば、当時は若く体力があったことが幸いし大事に至らなくて済みました。若い時は上昇志向だったんですね。今はホント「命あっての物種」を実感しています。
 皆さん、お互い健康には十分気をつけて参りましょう。

■さて今日最後の話題は、掲題・副題にあります様に、昨日(07月02日)仕事の関係で上京した折り、その仕事を終えた後、「絵画」展を4つ梯子して見て来ました。一日に4つの美術館巡りと欲張りましたが、いずれも素晴らしい「絵画」展でした。
 仕事は、小生の勤務先の取引銀行への決算報告で、場所は丸の内。
 14時半に仕事を終えた小生が
〔1〕まず向かったのが、銀座「Gallery 一枚の絵」にて今日まで開催の中国人の水彩画家、王軍氏の「水彩展」です。
[01] 王軍水彩展図録
01

[02] 王軍『午後のひととき』in 青島・中国
02in

––––––––––––––––––––––––[03] 冬日舒懐〔蓼科〕‥blogをご覧下さい‥
03

 添付写真をご覧下さい。色彩感覚と balance 感覚の素晴らしさ。息を呑むばかりの傑作選の数々でした。

〔2〕次に向かったのが、先日上京した折り、休館で見れなかった、国立新美術館『オルセー美術館展』。印象派を中心に115点は圧巻でした。
 今日はその中から、その第1回目として3作品をご紹介します。
[04]オルセー美術館展図録&入場券
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[05]ベナール『ロジェ・ジュルダン夫人』1886年
051886

–––––––––––––––––––––––––[06]ドガ『階段を上がる踊り子』1886-90年‥blogをご覧下さい‥
06188690

[07]ゴッホ『アルルのゴッホの寝室』1889年
071889

〔3〕3番目に訪れたのが、渋谷、東急百貨店に隣接しているBunkamuraの地下1階にあるザ・ミュージアムで7月11日まで開催中の『ストラスブール美術館所蔵~語りかける風景』展。
[08]語りかける風景展図録
08

[09]ギュスターヴ・ブリオン『女性とバラの木』1875年‥blogをご覧下さい‥
091875

––––––––––––––––––––––––[10]ゼーバッハ『雨の通り』1895年頃
101895

[11]シスレー『家のある風景』1873年
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〔4〕そしてその日最後に向かったのが、西新宿にある損保ジャパン東郷青児美術館「モーリス・ユトリロ展」です。
[12]モーリス・ユトリロ展図録&入場券
12

[13]ユトリロ『ノルヴァン通り、モンマルトル』191820年‥blogをご覧下さい‥
13191820

––––––––––––––––––––––––[14]ユトリロ『サン・バルテルミィ広場と教会、ムラン(セーヌ=マルヌ県)』1922年頃
141922

 小生、若い時からユトリロとモディリアー二が大好きだったので、三十数年ぶりに初恋の彼女に会えた様なときめきを感じました。
 が、実際90点を超えるユトリロの作品を間近に観て感じたことは、素朴な風景画の良さと共に技術的な稚拙さでした。パリ市内の風景画が彼の作品の真骨頂ですが、Paris 市内の風景画ならば、日本人の洋画家、佐伯祐三や荻須高徳の技量の方が数段上だと感じました。でも、90点を超すユトリロの作品を一度に見られるなんて、さらに常設展 corner には、この美術館自慢の3つの傑作、ゴッホ『ひまわり』、ゴーギャン『アリスカンの並木路、アルル』、セザンヌ『リンゴとナプキン』が展示されていて、これ等を一緒に初めて見ることが出来ました。
 日本の(財)力は凄い!と、改めて思いました。

 今日は、4つの展覧会の展示作品の中からそのごく一部をご紹介させて頂きましたが、皆さん如何でしたでしょうか。
《会報》次号より漸次ご紹介させて頂く予定ですが、主だったものを紹介するだけでも数回では終わりそうにありません。(笑)

■World Cup Soccer 南アフリカ大会の決勝 Tournament での Japan 11の活躍。
結果は敗北でしたが、久しぶりに清々しい満足感を実感出来た素晴らしい試合を見せて貰いました。
 対 Paraguay 戦は、観る者に感動を与えた素晴らしい試合でした。Japan Eleven の健闘に惜しみない拍手を送りたいと思います。
 それにしても、人間って勝手な生き物ですね。「勝てば官軍!」か。予選 league 3試合の充実した Japan 11 の活躍で、岡田監督への評価が180度変わりました。
 気が早いですが、4年後の World Cup Soccer が楽しみですね。

■今日もお別れは俳句です。今日は4句お届けします。
 時節は、来週07月07日が、七夕の日で且つ「小暑」。暑いあつい夏です。
 こんなとき、

 水飯(すいはん)に味噌を落して曇りけり 高浜虚子

 心太(ところてん)煙のごとく沈みをり   日野草城

 うすまりし醤油すゞしく冷奴          同

 美しき緑走れり夏料理           星野立子

 いずれの作品も、暑い夏に涼感が漂う名句だと思います。

 【2637の会】《クラス会》への奮っての「参加」を心よりお待ちしています。
 では、また‥。(了)

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