« 【時習26回3-7の会 0415】~「【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報(10月14日現在)」「10月10日:名都美術館『麗しき女性の美』~上村松園・鏑木清方・伊東深水~展《前期》を見て」「柴山桂太著『静かなる大恐慌』を読んで」 | トップページ | 【時習26回3-7の会 0417】~「【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報(10月27日現在)」「10月25日:豊橋市美術博物館『近代日本画の名作』展を見て」「榊原英資著『日本経済「円」の真実』&『円はなぜ強いのか』を読んで」「薄田泣菫『ああ大和にしあらましかば』を詠んで〔その1〕」 »

2012年10月21日 (日)

時習26回3-7の会 0416】~「【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報(10月21日現在)」「10月20日:名古屋画廊『川口正治―路地裏に美を見つけて―』展&古川美術館『伊藤小坡の世界』展を見て」「ジェームズ・リカーズ著『通貨戦争』を読んで」

■今泉悟です。皆さん如何お過ごしですか。さぁ、今日も【2637の会】《会報》【0416】号をお送りします。
 さて今日も最初の話題は、来る11月03日開催予定の【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報をお伝えします。
 先週10月17日、彦坂孝孔君からmailを頂戴しました。
 彦坂君は、今回は残念乍ら欠席です。
 以下に彼からのmailをご紹介します。

Sent: Wednesday, October 17, 2012

今泉 悟様
                  彦坂T孔
 いつもセッティングご苦労様です。
 11月3日のクラス会は欠席します。
 ずいぶん秋らしくなってきましたが、元気でがんばってください。

 ※ ※ ※

彦坂君へ
 返信mail有難う。
 11月03日の《クラス会 Part2》「欠席」の件了解しました。
 貴君には08月の《クラス会 Part1》に「出席」して協力戴いていること、いつも深謝致しております。
 また来夏《クラス会2013 Part1》で再会しましょう!
 高裁判事という重職はstressもきっと大きいことでしょう。
 ご自愛下さい。
 そして、来夏08月《クラス会2013 Part1》で元気な姿で再会しましょう!

 ※ ※ ※

 今日(10月21日18時00分)現在での《クラス会 Part2》「出欠状況」は以下の通りです。

 【出席(‥ほぼ出席出来る方を含む‥)】:林(K)、牧野、山中、(助っ人)中嶋【3-2】、今泉、5名
 【欠席】:千賀、渡辺、伊庭、石田(Y)、彦坂、5名〔以上、到着順、敬称略〕
 【2637の会】membersの皆さん、奮って《クラス会2012 Part2》への参加を宜しくお願いします。
 m(_ _)m

■続いての話題です。小生、昨日10月20日(土)の昼すぎ、銀行時代の同期から、名古屋市伏見にある名古屋画廊にて彼の父上である『川口正治(1925-2000)』回顧展に招待されたので見て来ました。
 川口正治氏は、1925年名古屋市生れ。1947年京都絵画専門学校(現・京都市芸術大学)卒。1977年二紀会会員。2000年逝去。
 小生、川口氏の作品展は初めて見た。
 添付写真の絵をご覧下さい。『青い街』は構図・色彩・dessinの三拍子整った傑作だと思う。
 Deformerされた構図と色彩が、何処か、三岸節子の画風に似ている。
 帰宅後、頂戴した図録を親父に見せたら、「[01]『青い街』もいいが、オレは[02]『白い街』がいい」「[03]『堀川端の家』の絵は、中央やや右にある白い洗濯物がpointとなっているのがいい」と感心していた。
 本展の副題―路地裏に美を見つけて―にある様に[05]『NYの街角』を見ると、「Parisの路地裏を描いた荻須高徳」に対して、「New Yorkの路地裏を描いた川口正治」version‥といった感じである。これ等路地裏の絵を凝視していたら、いつの間にか自分が現地に佇んでいる様な‥一瞬そんな気持になった。

[01]川口正治展leaflet:絵は『青い街』1968年
 01leaflet1968_3

––––––––––––––––––––––––[02]川口正治『白い街』1969年
 021969_3

[03]同『堀川端の家』1978年
 031978_4

––––––––––––––––––––––––[04]同『ハーレムの少年』1980年
 041980_2

[05]同『NYの街角』1985年
 05ny1985_2

 名古屋画廊を後にした小生、次に向かったのは名古屋市池下にある古川美術館である。
 本美術館は、日本を代表する映画配給会社日本ヘラルド映画(現・角川ヘラルド・ピクチャーズ)を創業した古川爲三郎(1890-1993)氏が平成3年11月に開館した美術館。
 10月13日~12月16日迄、女流日本画家『伊藤小坡の世界』展【前期】が開催中。

[06]古川美術館『伊藤小坡の世界』&分館 爲三郎記念館『高北幸矢 installation「落花の夢」』展leaflet
 06_installationleaflet_2

––––––––––––––––––––––––[07]伊藤小坡1922年
 071922_2

 彼女は、先週ご紹介した「上村松園・鏑義清方・伊東深水」に匹敵する美人画の泰斗である。「人気の日本画の美人画家を4人挙げよ」と言ったら、この「上村松園・鏑木清方・伊東深水・伊藤小坡」と答えれば間違いないだろう。
 作品をご覧になれば、一口に美人画と言っても、松園・清方・深水とはまた違った、小坡のoriginalityがあることをお解り頂けると思う。
 では早速、美しい彼女の作品をご覧下さい。

[08]伊藤小坡『浴後美人』
 08_2

––––––––––––––––––––––––[09]同『夏之朝』
 09_2

[10]同『春寒』
 10_2

––––––––––––––––––––––––[11]同 [左]『御室の桜』1956年&[右]『紅葉の頃』1957年頃
 1119561957_2

[12]同『鶴ケ岡の舞』1956年
 121956_2

––––––––––––––––––––––––[13]同『秋好中宮図』1929年
 131929_2

[14]同『伊賀のつぼね』1930年
 141930_2

 小生、このあと、古川美術館直ぐ傍にある爲三郎記念館で開催中の「高北幸矢『installation「落花の夢」』展」と、名古屋市金山にある名古屋ボストン美術館で開催中の「ボストン美術館『日本美術の至宝【後期】』展」を見てきました。
 この模様は、次号会報にてご紹介させて戴きます。

■そして今日最後の話題は、「James Rickard『通貨戦争(Currency Wars)』を読んでである。

[15]James Rickards『通貨戦争(Currency Wars)』
 15james_rickardscurrency_wars_2

 小生、前《会報》にてご紹介させて頂いた「静かなる大恐慌」に続いて面白い本を見つけた。
 今回も、「静かなる大恐慌」をご紹介した手法で本書をご紹介していこうと思ったが、本文327頁と結構volumeもあるので「概要」を掻い摘んでご紹介することとする。内容が一部専門的な処もあり、本書を簡単に説明するのはちょっと難しい‥。
 とは言え、以下に示した章題と【項目】をご覧になると若干理解し易いと思うので列挙する。

《通貨戦争》
第三章/黄金時代について
【古典的金本位制‥‥1870年~1914年】
【連邦準備制度(=FRB)の創設‥‥1907年~1913年】
【第一次世界大戦とベルサイユ条約‥‥1914年~1919年】

 この世界貿易における黄金時代は、世界貿易の決済通貨は基本的に「金」であった
 主要各国の通貨と「金」の交換価値を決めた「兌換紙幣」で貿易の決済が行われた
 第一次世界大戦勃発迄は、新興国の米国とドイツが大幅ば貿易収支黒字、黄昏の覇権国英国が赤字という形であった
 第一次世界大戦に於けるドイツの敗戦により、欧米の富は米国に集中。その結果、金も米国に流れて行った。

第四章/第一次通貨戦争(1921年~1936年)
【Weimar(ワイマール)期ドイツのhyper inflation】
【FRBと金為替本位制度】
【大恐慌と金本位制からの離脱】
【金の接収とドル価値の引き下げ】
【三国通貨協定】

 1920年代の欧州主要国は、独仏共に堅調であったが、英国は20年代初頭からデフレの儘であった
 一方、米国は同じ時期好景気で推移した
 ところが1929年、資産bubbleが弾けて大恐慌へ。
 米国が不況から完全に脱却するのは、第二次世界大戦を経由してからである

第五章/第二次通貨戦争(1967年~1987年)
【安定の時代から米英のinflationへ】
 1944年【ブレトンウッズ体制の終焉】=覇権国米国による「金1オンス(ounce)=35米ドル」を中心とした固定相場性の確立。これがNixon Shockまで続く。
 米国は、Vietnam戦争敗北により覇権国の威信に大きな陰りが生じた
 →【Nixon・shock】=米国通貨の大幅引き下げ〔=ドル(dollar)安〕‥その結果、→J.E.Carter政権時代の米国hyper inflationへ
 →【王者dollarの復活‥‥ルーブル合意(Louvre Accord)】‥→1980年代前半、Ronard W. Reagan政権下、ボルカー(Paul Adolph Volcker, Jr., 1927.09.05-)FRB議長が「強いドル=高金利政策」と「所得減税」により内需回復
 →ドル高の結果、個人消費が旺盛な米国の貿易赤字が拡大し、1985年の「プラザ合意(Plaza Accord)」による大幅ドル安に繋がったのである

第六章/第三次通貨戦争(2010年~)
【三つのsuper通貨】
 リーマンショック後、米国はドルの大増刷による大幅金融緩和を実施。一層のドル安に拍車をかけた
 「通貨引下げ」は、その国の政権担当者にとっては、短期的には「輸出競争力」を向上させ、貿易黒字を得易くする
 しかし、輸入価格の高騰を齎し、国民にとって、結果的に不幸な結果に終わることは、過去2回の「通貨戦争」の結果から明白である

第七章/G20による解決への動き
【「結集力」という手法】
【ガバナンスの欠如】

第十一章/終局――紙券か金か、それとも混沌か
【複数の準備通貨】
【SDR】
【金本位制への復帰】
【混沌】

【小生comment】
 筆者が述べているのは、20世紀初頭に世界の覇権国の地位を英国から奪ってからというもの‥、米国が、約100年近く(‥保有する大量の金(という莫大な富)と強大な軍事力を背景に‥)世界経済の中心として君臨して来た。
 ところが、米国はVietnam戦争に敗れた頃から経常的な赤字国に転落し、赤字の累計額は増加し続け、今もその状態が続いている。
 即ち米国は、1971年のNixon Shock、及び1985年のプラザ合意(Plaza Accord)の大幅なドル安というepoch makingを含め、ドルの価値は長期に減価し続けている。
 更に、そのドル安傾向は Lehman Shock後の大幅金融緩和で一層顕著になった。
 このドル安基調は、今も変わっていない。
 バーナンキ(Bernanke)FRB議長は、一層のドル安を推進しようとしている。
 しかし、Rickardsは言う、「この儘放置しておくと、ドルの崩壊が避けられなくなる」と。
 彼の言を信じるならば、ドル資産保有者は、可及的速やかに資源国等の他国通貨や金等のcommodityに替えておくことが賢明ということである。
 この話は、今日・明日という短時日の問題ではないが、1年、2年という年単位というtime spanで考えると真実味が出て来る。
 円もドルもユーロも駄目ということなのだろうか。信頼出来るmajorな通貨がない処が恐ろしい‥。(了)

■今日のお別れは、前《会報》にてお約束した薄田泣菫の詩「ああ、大和にしあらましかば」である。
 ‥とご紹介するつもりでしたが、説明に結構なvolumeが必要なことが解りましたので今回は取り止めます。
 次号をお楽しみに‥。!(^-')b
 でも、折角ですから最初のphraseだけお示しします‥。

【ああ大和にしあらましかば】

ああ、大和(やまと)にしあらましかば、
いま神無月(かみなづき)、
うは葉(うわば)散り透く神無備(かみなび)の森の小路を、
あかつき露(づゆ)に髪ぬれて往(ゆ)きこそかよへ、
斑鳩(いかるが)へ。平群(へぐり)のおほ野、高草の
黄金(こがね)の海とゆらゆる日、
塵居(ちりい)の窓のうは白(うわじら)み、日ざしの淡(あわ)に、
いにし代(よ)の珍(うづ)の御経(みきょう)の黄金文字(こがねもじ)、
百済緒琴(くだらおごと)に、斎(いわ)ひ瓮(べ)に、彩画(だみえ)の壁に
見ぞ恍(ほ)くる柱がくれのたたずまひ、
常花(とこばな)かざす藝の宮、斎殿深(いみどのふか)に、
焚(た)きくゆる香(か)ぞ、さながらの八塩折(やしほをり)
美酒(うまき)の甕(みか)のまよはしに、
さこそは酔(え)はめ。

(以下、次号《会報》を乞うご期待!)

 【2637の会】membersの皆さん! 11月03日の《クラス会2012 Part2》で元気な姿を見せて下さい!(^-')b

 ではまた‥。(了)

« 【時習26回3-7の会 0415】~「【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報(10月14日現在)」「10月10日:名都美術館『麗しき女性の美』~上村松園・鏑木清方・伊東深水~展《前期》を見て」「柴山桂太著『静かなる大恐慌』を読んで」 | トップページ | 【時習26回3-7の会 0417】~「【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報(10月27日現在)」「10月25日:豊橋市美術博物館『近代日本画の名作』展を見て」「榊原英資著『日本経済「円」の真実』&『円はなぜ強いのか』を読んで」「薄田泣菫『ああ大和にしあらましかば』を詠んで〔その1〕」 »

コメント

お世話になります。とても良い記事ですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 【時習26回3-7の会 0415】~「【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報(10月14日現在)」「10月10日:名都美術館『麗しき女性の美』~上村松園・鏑木清方・伊東深水~展《前期》を見て」「柴山桂太著『静かなる大恐慌』を読んで」 | トップページ | 【時習26回3-7の会 0417】~「【2637の会】《クラス会2012 Part2》出欠経過速報(10月27日現在)」「10月25日:豊橋市美術博物館『近代日本画の名作』展を見て」「榊原英資著『日本経済「円」の真実』&『円はなぜ強いのか』を読んで」「薄田泣菫『ああ大和にしあらましかば』を詠んで〔その1〕」 »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト

最近の記事

05【時習26回3-7の会】【2008年8月16日】《クラス会》於:ブラウンズ&トライ・アゲイン

  • Dsc_0217
    ■2008年8月16日【時習26回3-7の会】《クラス会》を豊橋市内にある『ブラウンズ(一次会)』と『トライアゲイン(二次会)』にて開催しました。T三先生をはじめ全国から15名が集い大変楽しい5時間を過ごしました。 ■名残惜しいなか、23時すぎ、来年の再会を誓って散会しました。

101【2007年6月2~3日】■「千手院」でお会いした皆さんへ←clickでalbumへ

  • Cimg1428
    ■朝護孫子寺にて撮影した写真のほとんとを追加しました。ご高覧下さい。 ■2007年6月2~3日、「賢人会」のmember谷山・中嶋両氏と大和七福神・八宝廻りをしました。 ■七福神の一つ毘沙門天を祭る「信貴山朝護孫子寺」の宿坊【千手院】で一泊。 ■そこで、ご一緒した皆さんとの楽しかったひとときをアルバムにしました・・。      * * * ■瀬尾君、浅田さんとそのお供達の皆さんへ、「感想をお聞かせ」頂ければ幸甚です。 ▼『【時習26回3-7の会】のブログ画面』の【左上欄外】の「メール送信」を左clickして頂くと、今泉宛のmail address ~ < si886@nifty.com > ~ が開きます。 どうぞ、ご気軽に感想をmailにてお知らせください。 ▲【2637の会】のURL・・・  → URL: http://jishu2637.cocolog-nifty.com/blog

最近のコメント

無料ブログはココログ