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2014年9月28日 (日)

【時習26回3-7の会 0518】~「09月19(金)~21(日):『鹿児島 視察〔19(金):鹿児島空港→鹿児島臨空団地&鹿児島臨海工業地帯1号用地〕&旅行〔20(土):知覧武家屋敷→知覧特攻平和会館→枕崎・薩摩酒造花渡川蒸留所 明治蔵→21(日):鹿児島市内観光〔維新ふるさと館→石橋記念公園→仙巌園・尚古集成館〕→霧島神宮→鹿児島空港〕実施報告』」「09月24日:名古屋Boston美術館館『美術する身体(The Human Image)』展を見て」

■皆さん、今日も【時習26回3-7の会 0518】をお送りします。
 秋の彼岸も過ぎ、もう日照時間は12時間を切りました。
 名古屋の今日09月28日の日の出05時45分、日の入り17時41分(日照時間11時間56分)。
 もう4分程昼の時間が夜の時間より短くなっています。
 日本の標準時間とされる明石天文台でも、日の出05時52分/日の入り17時49分(日照時間11時間57分)〔日の出・日の入り・日照時間 以下、同じ〕。
 因みに、岡山市:05時57分/17時53分(11時間56分)、広島市:06時02分/05時59分(11時間57分)/長崎市:06時12分/18時09分(11時間57分)、那覇市:06時20分/18時19分(11時間59分)、日本最西端の与那国島・与那国町:06時38分/18時38分(12時間00分)、根室市:05時12分/17時05分(11時間53分)、稚内市:05時28分/17時20分(11時間52分)、札幌市:05時28分/17時22分(11時間54分)、東京:05時34分/17時30分(11時間56分)。
 日本最北端の稚内市は日照時間11時間52分に対して、与那国島の与那国町では丁度12時間00分。
 また、日の出は、日本最東端の根室市05時12分に対して、最西端の与那国町では06時36分と、1時間24分もの開きがあります。
 日本は結構広い国なんですね。

■さて、今日も最初は、先週お伝えした09月19(金)~21(日):『鹿児島 視察&旅行』の話題からお伝えします。
 小生、勤務先が事務局を務めている三河港の自治会主催「視察&旅行」に参加した。
 行先は、昨年の「石狩湾新港&小樽」から一転、今年は南国の「鹿児島」となった。
 日程は以下の通り‥

【09月19(金)】
=視察=鹿児島空港→鹿児島臨空団地&鹿児島臨海工業地帯1号用地
【09月20(土)】
=旅行=知覧武家屋敷→知覧特攻平和会館→枕崎・薩摩酒造花渡川蒸留所 明治蔵
【09月21(日)】
=旅行=鹿児島市内観光〔維新ふるさと館→石橋記念公園→仙巌園・尚古集成館〕→霧島神宮→鹿児島空港〕

 概略を順次ご紹介して行く‥。
【09月19(金)】=視察=
 初日の視察地鹿児島県は全域生憎の雨天であった。
 鹿児島空港で、鹿児島県庁の担当者が視察用の貸切busに乗り込んで来て説明してくれた。
 最初は、鹿児島空港に程近い鹿児島臨空団地。続いて、30分程南に移動して、鹿児島臨海工業地帯1号用地。
 雨が確り降っていたので、busから降りず、県担当者の説明を聞いた。
 鹿児島県の人口は現在167万人。
 うち60万人が県庁所在地の鹿児島市に住んでいる。
 鹿児島県も過疎化に拠る人口減と、鹿児島市への一極集中が進んでいるという。
 視察を終え、県担当者が県庁舎で降りた際、暫しのトイレ休憩となった。
 その時撮した写真が以下の4枚である。
 20年前に立てたこの鹿児島県庁舎は総工費647億円。18階建。
 庁舎の中に入ると、中央が18階迄吹き抜けになっていて壮観であった。
 流石は、明治維新・薩長土肥藩閥政治の最大雄藩鹿児島県である。

[01]鹿児島県庁舎内部 1階から天井迄 18階吹き抜け
 01_18

[02]鹿児島県庁舎 entrance
 02_entrance

[03]鹿児島県庁舎 entrance 風除室01
 03_entrance_01

[04]鹿児島県庁舎 entrance 風除室02
 04_entrance_02

【09月20(土)】=旅行=1日目
 鹿児島市内のhotelを08時半に出発し丁度1時間の所にある最初の訪問地、南九州市知覧町郡「武家屋敷庭園」を訪れた。
 当地区は、島津家の分家、佐多氏が地頭として収めていた所。
 添付写真は、公開されている西郷惠一郎氏庭園。

[05]知覧 武家屋敷前の道路
 05

[06]知覧武家屋敷庭園〔西郷惠一郎庭園〕
 06

 添付写真[07]は知覧武家屋敷の一角にある売店で売られていた「知覧提灯」。
 和傘を上下で被せた様な、大変uniqueな恰好をしていた。
 欲しいなと思ったが、1つ3,500円と聞いて取りやめた。^^;
 又、鹿児島県は、お茶の産地としても有名である。
 Bus guideの説明では、天下の静岡茶も一頃は鹿児島県産のお茶がかなりの分量blendされていた、という。
 知覧も「知覧茶」として販売されていた。

[07]知覧提灯
 07

[08]知覧武家屋敷areaにある売店
 08area

 次に向かったが、知覧特攻平和会館。

[09]知覧特攻平和会館
 09

 1941年12月、当地に陸軍飛行学校分校が開設。
 1945年03月、陸軍特攻基地となる。
 薩摩半島の知覧基地を主軸とする特攻基地から、17歳~20歳代半ばも若い特攻隊員1036名が出撃し沖縄周辺洋上にて戦死している。
 尚、神風特攻隊は、海軍の鹿屋(かのや)基地。大隅半島の鹿屋からは828名が出撃している。
 小生の親父は、陸軍 特別操縦見習士官第4期生。
 そう、特攻の生き残りである。
 親父は大正13年9月生まれなので、終戦の時はまだ二十歳。
 いつも親父は言っている「戦争は絶対やっちゃいかん!」と。
 何年か前、親父もこの知覧平和会館を訪れている。
 その時、親父を可愛がってくれていた1年先輩の遺影を見た時、絶句して涙がこぼれて止まらなかったという。
 お国の為に若き命を捧げて散って逝った若き特攻隊員の冥福を祈って‥合掌‥。

 Busは進路を南西に取り次に向かったのが、枕崎市の枕崎港。
 その途上、車窓から左手(南東)に薩摩富士の名でも知られる開聞岳〔標高924m(指宿市)〕が見えた。
 ホント、円錐形の姿は実に美しい‥。

[10]知覧から枕崎へ‥車窓から『開聞岳』遠望
 10

 枕崎港のrestaurantで昼食を摂った。
 枕崎というと「鰹」、lunchも「ぶえん鰹」である。

[11]枕崎港での昼食‥名物『ぶえん鰹』
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[12]売店で販売中の枕崎 ぶえん鰹
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 昼食後、訪れたのが枕崎市内にある「薩摩酒造花渡川蒸留所 明治蔵」。
 薩摩の芋焼酎で全国的に有名な薩摩「白波」の酒蔵である。
 製造工程等の説明や、酒蔵や作業場を案内してくれた時教えて貰ったのが「最近の芋焼酎は何故臭くなくなったのか?」についてである。
 答えは、「昔は採取した薩摩イモを暫く野ざらしにした儘、極端なことを言えば腐りかけても材料にした‥だから臭い」のだそうだ。
 一方、「最近では、採取した薩摩イモは直ちに不良な部分を切除して新鮮な状態で材料として使う‥だから芳しく」なったのだという。

[13]薩摩酒造花渡川蒸留所 明治蔵にて〔枕崎〕20140920
 13_20140920

【09月21(日)】=旅行=2日目
 旅行1日目は何とか雨も僅かで良かったが、最終日の旅行2日目は終日雨天であった。
 其処で、当初予定であったferryで桜島へ渡っての観光は取止めとなった。残念!^^;;
 代わって鹿児島市内観光に切り替えたと言う次第である。
 09時丁度にhotelを出発。
 最初に訪れたのが、「維新ふるさと館」。
 Leafletに「鹿児島の歴史が一目でわかる」とあるだけあって、幕末維新の頃の資料が随分沢山展示されてあった。
 当館の目玉は、android robotの様によく出来た、西郷隆盛をはじめとする明治の元勲達が話をし乍ら「維新への道」を解説してくれること。
 又もう一つ、薩摩藩の藩命で国禁を犯しつつも渡英して明治の近代国家日本の発展に貢献した青少年達の話もあった。
「薩摩student、西へ」というdramaだったが、これも中々良かった。
 上映時間は、2本で50分程度であった。

 続いて訪れたのが、「石橋記念公園」。
 此処から望む桜島が素晴らしい。
 なのであるが、当日は雨天で、雲に麓迄覆われて全く見ることが出来なかった。
 大変残念である。

 続いて訪れたのが、「仙巌(せんがん)園・尚古(しょうこ)集成館」。
 当園は、leafletにこう記されてあった。
「萬治元(1658)年、島津家19代光久(1616-94)はこの地に別邸を築造しました。
 桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた雄大な庭園は四季折々の表情で人々を魅了します」
 ホント、庭園が実に素晴らしかった。

[14]仙巌園・尚古集成館〕
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[15]仙巌園『御殿』
 15

[16]仙巌園『庭園〔部分〕』
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 尚古集成館についてもleafletを引用する。
「幕末、(島津家28代藩主)斉彬(1809-58)がこの地に東洋最大の工場群「集成館」を築きます。
 製鉄・大砲・造船・紡績・薩摩切子等のガラス、薩摩焼の研究・製造を行い、写真・電信・ガス灯等の実験・研究も盛んに行いました。〔中略〕
 29代忠義(1840-97)は父久光と共に集成館事業を再興。
 機械工場(現・尚古集成館本館)を建設し、日本初の洋式紡績工場「鹿児島紡績所」を設立しました〔後略〕」

 この日最後に向かったのが、鹿児島空港に比較的近い「霧島神宮」。
 霧島神宮の御祭神は、ニニギノミコト。
 所謂、高千穂峰へ天孫降臨した人物。
 彼の曾孫が、神日本磐余彦尊、即ち、神武天皇である。
 此処の話をすると、それだけで膨大な量になるので今回は割愛する。
 小生も詳しい話は知らない。^^;
 余談だが、bus guideさんが、ニニギノミコトを正しく、アメニギシ ク二ニギシ アマツ ヒタカヒコホノ ニニギノミコトと流暢に諳んじたのには感心した。
 ホント、舌が絡まって仕舞いそう‥‥^^;

[17]霧島神宮〔手前より 勅使殿 拝殿 本殿〕
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[18]霧島神宮 御祭神&主な祭典一覧
 18

[19]鹿児島空港5番gateから高千穂峰(たかちほのみね) 遠望
 19gate

■今日最後の話題である。
 09月24日、仕事で名古屋へ出張した際、名古屋Boston美術館館にて開催中の『美術する身体(The Human Image)』展を見て来た。
 本展は、簡単に言えば、「戦後〔20世紀後半〕からの現代美術が、生命の器としての身体をどう表現して来たか」を問うている企画展である。
 したがって、添付写真「[22]戦後美術の流れ」に沿って、時系列的にBoston美術館が蒐集してきた作品群を展示している。
 この「戦後美術の流れ」のkey word毎に、添付作品を分類してみると以下の通りになる。

[21]名古屋ボストン美術館『美術する身体 The Human Image』展
 21_the_human_image

[22]戦後美術の流れ
 22

【シュルレアリスム(Surrealisme)】
[23]Kurt Seligmann(1900-62)『サトゥルナリア祭の為の習作Ⅱ』1950年頃
 23kurt_seligmann1900621950

【戦後の人物表現】
[24]Alberto Giacometti(1901-66)『アネット(Annette)』1953年
 24alberto_giacometti190166annette19

【アンフォルメル(Art Informel)】
[25]Jean Dubuffet(1901-85)『帽子とシダ(Hat with Fern)』1953年
 25jean_dubuffet190185hat_with_fern1

【戦後の人物表現】
[26]Pablo Picasso(1881-1973)『Italiaの女性(Victor Orselの絵画を元に)』1953-55年
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[27]Pablo Picasso『サビニの女たちの略奪(Rape of the Sabine Women)』1963年
 27pablo_picassorape_of_the_sabine_w

【ポップ・アート(Pop Art)】
[28]Andy Warhol(1928-1987)『Mick Jagger』1975年
 28andy_warhol19281987mick_jagger197

[29]Andy Warhol
『左上:Paul Anka, The Painter,1976/
 右上:Rolling Stones, Love You Live,1977/
 左下:John Lennon, Menlove Abe,1986/
 右下:Aretha Franklin, Aretha,1986』
 29andy_warholpaul_anka_the_painter1

【具象への回帰】
[30]Alex Katz(1927- )『Ulla in Black Hat』2010年
 30alex_katz1927_ulla_in_black_hat20

[31]Lucian Freud(1922-2011)『Susie』1988年
 31lucian_freud19222011susie1988

【スーパーリアリズム(Superrealism)】
[32]Scott Prior(1949- )『Nanny & Rose』1983年
 32scott_prior1949_nanny_rose1983

【後記】 尚本来は、「Paul Krugman著『格差はつくられた(The Conscience of a Liberal)』を読んで」をご紹介する予定であったが、都合に拠り次号に繰り越すこととする。従って、添付写真[20]は本号では欠番とした。
 一週間は、あっという間に過ぎていく。
 たった一週間ではあるが、自然の摂理は時として無情に過ぎていく。
 昨日噴火した御嶽山の噴火や、旧社会党党首で衆議院議長であった土井たか子が09月20日亡くなった。
 亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。

 世の中は、正に「無常」である。
 然るに、毎日の時々を大切に悔いなく生きていきたいものである。

 NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」が相変わらず面白い。
 そして、官兵衛の辞世の句もまた大好きで時々口ずさんでいる‥

 おもひおく 言の葉なくて つひに行く 道はまよはじ なるにまかせて
                                            黒田如水圓清(1546-1604)

 では、また‥。

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